ベトナム戦記

開高健さんのノンフィクション「ベトナム戦記」読みました。

 

ベトナム戦記 (朝日文庫)

ベトナム戦記 (朝日文庫)

  • 作者:開高 健
  • 発売日: 1990/10/01
  • メディア: 文庫
 

 先に先日ここにも書いた。「佐治敬三開高健 最強のふたり」

 

 

 でこの「ベトナム戦記」の内容一部読んでいたので衝撃は多少緩やかになりましたが、

何でアメリカはベトナムから撤退することになるのかわかる気がします。

蔦葛木曽桟

国枝史郎さんの「蔦葛木曽桟」(つたかづらきそのかけはし)読みました。

私は漢字読めませんでした。

 

蔦葛木曽桟 (1969年)

蔦葛木曽桟 (1969年)

 

私が図書館で借りてきたのもこの本。

大正11年9月~15年5月に発表されています。

大正11年は1922年99年前に連載始まっています。

あとがきにもあるように、難解な感じはひらがなに、仮名使いを現行の新仮名使いに改めてあるので、普通に読めました。

しかも書かれている時代が1500年代の足利幕府末期、信長も秀吉もいた時代、ということであれば、今の作家さんが書いても大正時代の作家さんが書いても設定は時代小説ということで同じ机の上ってことになりますね。

書かれている世界が多岐にわたっていて、結局5年書いて未完に終わっています。

2段組みで、354Pあるのですが、作者によると全体の1/3だそうです。

この作品冒頭に作者の写真出てくるのですがなかなかのいい男でした。

まだまだ私の知らないすごい作家さんいるのでしょうね。

 

 

評伝石牟礼道子 渚に立つひと

米本浩二さんの「評伝石牟礼道子渚に立つひと」読みました。

 

評伝 石牟礼道子: 渚に立つひと

評伝 石牟礼道子: 渚に立つひと

 

 この作品同一作者による、続編というべき作品が最近発売になりました。

図書館で予約して現在順番待ち。

順番来る前に先に書かれている方を読んでおかないと。

そんな感じです。

以前集中して読んでいた松下竜一さんの作品にも登場していた「上野英信」さんこっちにも登場していました。

supiritasu.hatenablog.com

石牟礼さんが23歳の時に知り合った銅版画家の秀島由己男どんな作品作っているのか調べてみました。

nantenshi.com

 

4月の録画

暁に祈れ

 

暁に祈れ [Blu-ray]

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  • 発売日: 2019/06/04
  • メディア: Blu-ray
 

 シェイプオブウォーター

 

 

 うさぎドロップ

 

うさぎドロップ [DVD]

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  • 発売日: 2012/02/02
  • メディア: DVD
 

 海辺の映画館ーキネマの玉手箱

 

海辺の映画館-キネマの玉手箱[DVD]

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  • 発売日: 2021/03/10
  • メディア: DVD
 

 三度目の殺人

 

三度目の殺人 DVDスペシャルエディション

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  • 発売日: 2018/03/07
  • メディア: DVD
 

花筐/HANAGATAMI

 

花筐/HANAGATAMI [DVD]

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  • 発売日: 2019/03/08
  • メディア: DVD
 

ピンクとグレー

 

ピンクとグレー DVD スタンダード・エディション
 

 8日で死んだ怪獣の12日の物語ー劇場版

 

 

 ガールズ&パンツアー劇場版

 

 

 

ガールズ&パンツァー 劇場版 [DVD]

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  • 発売日: 2016/05/27
  • メディア: DVD
 

 ルパン三世 THE FIRST

 

 

 

 

佐治敬三と開高健 最強のふたり

北 康利さんの「佐治敬三開高健 最強のふたり」読みました

 

 

 

 私が読んだのは講談社2015年初版の1冊477Pのものです。

開高さんの本何冊か読んでいますが、あと3冊読みたくなりました。

神州纐纈城

国枝史郎さんの「神州纐纈城」読みました。

この作品元々「苦楽」に1925年(大正14年)から翌年にかけて連載されていました。

この文庫の解説かえて三島由紀夫さんの文書が使われています

国枝さん1887年(明治20年)生まれ

三島さん1925年(大正14年)生まれ

よく見るとこの作品書かれた年に三島さん生まれてますね。

国枝史郎さん私全く知りませんでした。

ja.wikipedia.org

この作品未完に終わっているのですが、代表作の一つとされています。

 コミックにもなっていました。

神州纐纈城(上) (講談社漫画文庫)

神州纐纈城(上) (講談社漫画文庫)

 

 

 

神州纐纈城(下) (講談社漫画文庫)

神州纐纈城(下) (講談社漫画文庫)

 

この作品が連載された「苦楽」も全く知りませんでしたが、登場人物が豪華。

ja.wikipedia.org

 

国枝さん1943年(昭和18年)に亡くなっています。

古い作品ですが現代仮名になっていて読みやすかったです。

もう少し国枝作品読もうと思います。