りんごの木を植える

以前書いたこと思い出しました。

2006-08-15開高健さん - なんやかんや

明日、世界が
滅びるとしても
今日、あなたは
リンゴの木を植える。
開高健


2009-05-01知らなかった。(^_^;) - なんやかんや
たとえ明日、世界が滅亡しようとも
今日私はリンゴの木を植える。 (ルター)


世界が〜以降の部分がチョット現実とリンクして、タイトルには全文使えませんでした。
地震と・福島原発、TVの情報量似たようなものありますが、起こった現実がだんだん明らかになって、
今後、明らかになってくる部分が、もっと重い事実であることが誰にでも予想されます。
何を、どうしたらいいの?


阪神の時は、京都にいて、車で入るの大変なので、バイクで、京都から一度神戸に行くメンバーが集まっている大阪の販社行って、神戸販社(傾いてしまって、営業できない状態でした)の人間を後ろに乗せて、長田区まで、保存のきく食料リュックに積んで取引先数件と、会社の方が1人安置されている体育館、会社に言われて金・土と行きました。
地震があったのが、連休明けの週初めだったので、そのころは、余震も収まって、一般の方も、親戚や知り合いの方へ物資を運んでいる状況でした。
でも、無秩序な感じが無くて、本当に人の強さと温かさ感じました。
人に迷惑をほとんどかけることなく、自分自身が本当に少しですが関わることができたこと、今でも良かったと思っています。
今はTV見て、新聞読んで、
明らかになる事実を見ています。


朝おきるとき、この言葉、浮かんだのですが、
いまTVを見ながらこれを書いていて、
今日りんごの木を植えること、
大変だったら、植えなくてもいいかもしれません。
なんかそんな気持ちになりました。
植えなくてはいけない、
ってことが精神的な負担になるかたもいらっしゃるのだと思います。
TVの映像が圧倒的で、今ある命を大切に維持できれば、良いのだと思います。
りんごは、他の場所から運ばないと。
この状況悪い方向を考えてもキリが無い、
今生きる力を得るために、
目をつぶって楽天的になることも時には必要です。


最悪の状況を想定して、それを回避するために、
可能な方は、
明日のために、りんごの木を植えたいですね。
で、たぶん、りんごの木は、そんなに大それたことではなくて、
日常の生活が送れることに感謝して、悔いのないように、丁寧な1日を送ることなのではないかと思います。

日曜夕刊

朝日は、今日号外が届いていました。
曜日の感覚が無いですが、今日は日曜で夕刊はないですね。
新聞屋さん急に言われて大変だったのでは。
トップの大見出しは、

3号機も冷却不全

日本の原子力技術最後の最後で信じたい。
ツイッター見ていたら毎日も号外出しているようです。


号外読みました。
考える間もない、圧倒的な映像ばかり見ていたので、
被災した方たち1人1人の声を取材した記事を、自分のペースで落ち着いて読めて良かった。