朝日新聞助手

今日の朝日・朝刊1面トップ

国後 迫るロシア化

の見出し。
記名記事で

(モスクワ=副島英樹)

とあるのですが、

国後島の中心、古釜布(ユジノクリリスク)に朝日新聞助手が入った。

との記載も。
具体的には、

朝日新聞モスクワ支局のイリーナ・ザボーチチ助手

取材しています。
日本人が北方領土に今入ろうとすると、
ロシアから「ビザ」の発券を受けないと無理なのですね。
取材したい朝日は、取材をロシア人助手にしてもらって、
それを元に記事にした。
日本としては、「ビザ」発券無しで北方領土行かないといけませんからね。
そういえば昔、「ビザなし」訪問の記事見たことあります。
調べました。
今年も行ってました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100531/plc1005311849012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100531/plc1005311849012-n1.htm
引用します。
この記事今年の5月です。全然気がつかなかったです。

北方領土ビザなし訪問、実現危ぶまれるなか予定通り実施 入出域手続きで警戒も (1/2ページ)
2010.5.31 18:45


 北方領土ビザなし交流の第2陣として色丹島を訪れていた日本側訪問団(竹内正利(まさとし)団長、60人)が31日、チャーター船で北海道根室市根室港に戻った。ロシア側が日本側に入港申請書や入港税などを求めている問題で、訪問が実現できるか懸念されたが、予定通り行われた。

 ロシア側の反発で今年から対話集会が中止され、5月29日、領土問題をテーマとしない住民交流会が色丹島穴澗(あなま)の小中学校で行われた。

 テーマは「自然」で、四島側から子供38人を含む計48人(途中で8人が退席)が出席した。訪問団員が紙芝居や写真で根室の自然を紹介し、四島側も島の自然について発表した。

 領土問題については、日本側代表が「問題を解決し、タンチョウのように、自由に色丹島に来られるようにしたい」とあいさつで触れ、四島側担当者が「国と国の間にある問題が解決され、交流できるようになれば」と応じるにとどまった。

 一般団員とロシア人島民とのやりとりはなかった。 30日はロシア人島民宅への訪問や夕食交流会があり、島民と直接交流した。

 入出域手続きはいずれも国後島沖で行われ、外務省同行者は「(ロシア側が求めている)書類は提出せず、日本側が用意した書類で手続きをした。日本の法的立場は損ねていない」と説明した。

 入港税については「話題に出なかった」と話した。

 訪問団は5月28日に根室港を出発し、29、30日に色丹島を訪問した。

2ページ目

北方領土ビザなし訪問、実現危ぶまれるなか予定通り実施 入出域手続きで警戒も (2/2ページ)
2010.5.31 18:45


  ■交流深めたが…「領土返還にどうつながるのか」

 「全体的に友好的な交流が行われた…」。今年度第2陣のビザなし交流について、竹内団長は訪問を終え、四島側住民との交流が順調に深められた点を強調した。

 しかし、同行団員の間からは「サハリンに行った際の国家間の友好ムードと同じ」「領土問題には、ほとんど触れられなかった。交流は深まったが、領土返還にどうつながるのか…」と、今後の交流のあり方を問う声も漏れた。

 今回の訪問は入域手続き問題などでロシアが強硬姿勢を強め、実施自体が危ぶまれるなか行われた。

 外務省は第1陣の国後島訪問に引き続き、「不測の事態が生起する可能性がある」として、同行記者の動画カメラによる取材自粛を要請。同行テレビ局は直前になり、カメラマン1人の乗船をキャンセルし、記者1人だけが参加した。

 入出域手続きは、国後島沖で四島側が日本のチャーター船に乗り込む形で行われたが、訪問団事務局は「手続きに支障が出る可能性がある」として団員に船室で待機するよう指示する警戒ぶりだった。

 5月29日には、従来の対話集会にかわり、領土問題をテーマとしない住民交流会を実施した。ロシア人島民の出席者の約8割は子供で、四島側担当者は冒頭、「(今回は領土問題といった)難しい問題に触れずに、環境などの問題を扱って、いろんな話をしようと決めました」とくぎを刺して交流会を始めた。(同行記者団)

なかなか、厳しいものがありますね。
朝日も日本人記者が「ビザ」を持って北方領土に入ることは当然避けたわけです。
この記事の横に、
上空などから北方領土視察した前原さんの記事も出ていました。

「首脳会談早急に」
前原外相、訪ロに意欲

asahi.comから今日のトップ記事引用しようとしましたが前原さんの記事はありましたが、独自取材のこの記事は上手く発見できませんでした。
ロシアの、大統領は日本に来て、簡単に行けるけど、
日本人は、「ビザ」がなければ簡単には行けない。
「ビザ」発券を受けての訪問をすることは、非常にためらわれる。
そういうことですね。
尖閣竹島と違って、北方領土にはそこに人々の暮らしがあります。
この事実は重いですね。


なんやかんや、更新していますが、
今日はPM1時から、今年最後の試験池袋で受けます。
先週は予定より早く出たら、地元の私鉄が人身事故で遅れていました。
結局予定より8分ぐらい早く着いたのですが、
今日も余裕を持って出かけます。
試験問題とお友達になって、しっかり対話してきます。