安西祐一郎さん

安西祐一郎さんピンときましたか?
私は、人の名前覚えるの苦手なのでいきなり言われたらわからないと思います。
NHK会長を辞退した前慶応義塾塾長さんです。
この件、NHKの闇を感じました。
私が、この件書こうと思ったきっかけは、12日朝刊2面の「時時刻刻
見出し部分です。

風評NHK会長覆す
安西氏「常識では通らぬこと」

記事一部引用します。

 NHK関係者は「外部からの会長を快く思わない職員がNHKにはいる。怪文書が飛び交うNHKの体質は相変わらずだ」と言うが、風評の出どころを巡っては様々な憶測が広がっており、真相は不透明だ。

別の記事ですが、asahi.comから引用します。
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201101120039.html
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201101120039.html

安西氏 NHK経営委に不信感、憤り
2011年1月12日


 NHKの次期会長就任を受諾していた前慶応義塾塾長の安西祐一郎氏(64)が11日、東京・渋谷の同局で会見し、就任を拒否したことを明らかにした。安西氏は「中傷など情報が曲解して伝わる委員会に不信感を持つ。憤りを感じる」と怒りを隠せなかった。就任要請していたNHK経営委員会(小丸成洋委員長)が一転して、辞退を迫ったためで、会長人事が白紙に戻る異例の事態。現会長の任期満了が24日に迫り、委員長の進退問題に発展する可能性もあるが、小丸氏はこの日の会見で、辞任については明言を避けた。

 「本当に憤りをおぼえています」「不信感は頂点に達しています」。会見した安西氏は、目に涙さえ浮かべ、経営委員会への怒りを連発した。会長就任要請をしながら、10日になって辞退勧告をした経営委に対して不信感を募らせた。就任拒絶の理由については、小丸委員長とのやりとりが「尾ひれがつき、根も葉もない形でいろんなところで書かれ、曲解の形で伝わった。大きな不信感を抱いています」と説明した。

 経営委は昨年12月の委員会で、小丸委員長が推薦した安西氏に会長就任を求めることを決めた。昨年末に安西氏が受諾したため、今月11日に安西氏を招いて所信を聞き、12日に議決する予定だった。

 ところが、安西氏が会長就任受諾にあたり、「交際費の使用」「副会長の選任」のほか、神奈川県に住んでいるため、「都内に家を用意できるか」の3条件をつけたという情報が一部で報じられ、経営委員が安西氏の起用に難色を示し始めた。

 安西氏は記者会見で、3条件について「条件を提示した事実は一切ない。仕事の環境について説明を求めたが、そのことが条件のように曲解されたのであれば、曲解されること自体が問われるべきだ」。さらに「要請しながら、私のことを十分に理解していなかった」と語り、小丸氏とは就任要請まで面識もなかったという。

 委員から異論が出たため、小丸委員長ら3人が10日に安西氏に会った。経営委で議決に踏み切った場合、任命には委員12人のうち9人以上の賛成票が必要だが、否決される可能性が高まったと伝え、安西氏に受諾の撤回を要請した。

 受諾辞退を勧告された安西氏は「10日に、風評がたつこと自体が問題だと言われた」と明かした。当日は回答を保留したがこの日、辞退を決意し、小丸委員長に伝えた。さらに経営委への怒りを抑えきれずに会見を行った。今後は「怒っています。法的手段も考えたい」。小丸委員長に対しても「この経緯に責任がある」と語った。

 会長人事が白紙となる異例の事態となり、小丸氏への批判も高まっている。委員長の進退問題が浮上するのは必至だ。

安西さんが、言ってもいない3っの条件をでっち上げてしまう。
それが、報道されてしまう。
これって、事実関係検証しないのでしょうか?
「いい加減な報道機関あるものだ」って思います?
なんだか、違うと思います。
でっち上げの、情報と知りつつ、安西さんをNHK会長にしたくない勢力と、同調して報道する。
そういう協力関係がそこにありそうです。
本来そういった、勢力から中立であるべき、
NHK経営委員会
に対しても影響力がある?
そんな感じ受けます。
自分の入局した組織の、頂点に常に外部の人間が来る。
というのでは、面白くないのかもしれませんが、
実際外部の、志の高い会長さんが就任したほうが、さまざまなNHKに対する圧力をはねのけて公正な報道が出来るような気がするのですがいかがでしょうか?
従軍慰安婦問題扱った、ドキュメンタリー、政治的な圧力(安倍元首相や・故中川さんでしたね)受けて改変された事件ありましたね。
2007-01-31 政治的圧力は? - なんやかんや
2008-06-13NHK訴訟 - なんやかんや
このときの、番組プロデューサーNHK退職して、大学教授になっています。
最近書かれた本のことも書きました。
2010-10-04 NHK鉄の沈黙はだれのために - なんやかんや
このとき書いた、こと一部引用します。

著者はさらに深く真相に切り込む。改変の意思決定の中心人物の一人に伊東律子番組制作局長がいた。著者は伊東氏に真相を聞くべく迫った。
  伊東氏は沈黙の後、言った。「じゃあ言うわよ・・・・・・。会長よ」「えっ海老沢会長ですか」「そう、会長。それ以上は言えない」

 伊東氏は昨年、鬼籍に入った。当時の放送総局長は一切を語らず、海老沢氏も沈黙を続けている。

 著者がこじ開けようとしても揺るがない「鉄の沈黙」。問題の核心が見えないまま、事件は忘却されようとしている。

 メディアと権力、そして表現の自由の揺らぎ。我々は、この事件を放置してはならない。

海老沢さんNHK生え抜き会長です。
生え抜きの方のほうが、外部の圧力に弱い。
そんな感じ受けます。
いや、外部の力によって、会長職についていると感じるべきなのかもしれません。
安西さんが会長についたほうが、怪文書を流す勢力が困る。
ということは、安西さんが会長についたほうが、そういった勢力の加入を許さない、公平で中立な番組が作れた。
そういうことになるのではないでしょか?
そういった真実により近づくための番組作りをしようとしている局員さんたちにとって良い環境が提供できる会長さんが、NHKにきてくれること望みます。
現状は、怪文書を流す勢力が反対しない。
もう一歩踏み込むと、怪文書を流す勢力の意にかなった、会長さんが就任する可能性が高そうです。
これで、いいのだろうか?
今日は事実を元に、個人的な推測で書いてしまっていますが、真実は何処にあるのか?
気になります。
そして、NHKには、どんな会長が就任しても、特定の勢力の意向を反映することなく、やっぱり、公平・公正・中立で真実を追究する番組作りをしてほしいですね。
現実問題として、会長からの圧力を現場が払いのけることは組織人として難しいでしょうから、
新会長さんはどういう経緯で会長になったにせよ、特定な勢力の意向に沿う番組作りや、変更は拒絶してほしいです。
NHKに巣くうこの勢力、表に引き釣り出すことは出来ないものなのだろうか?
朝日はこのあたり、少し突いて一時NHKと裁判になっていましたね。
ウィキペディア結構出ますね。
すごい。
NHK番組改変問題 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/NHK%E7%95%AA%E7%B5%84%E6%94%B9%E5%A4%89%E5%95%8F%E9%A1%8C
内部の人間も、NHKの体質改善は必要だと思っているのではないでしょうか?