逝きし世の面影 ・さよなら、ギャングたち

渡辺京二さんの「逝きし世の面影 」読みました。
図書館にあったのは、こちら。

逝きし世の面影 (日本近代素描 (1))

逝きし世の面影 (日本近代素描 (1))

日本近代素描 (1)
とあるように、後書きにまだ続き出す予定はあるそうですが、
渡辺さんも高齢なので、後書きに「出せるかな?」みたいなこと書かれていました。
この作品、以前ここに書いた「黒船前夜」読んだ時から読みたかったのです。
2011-07-26 渡辺京二さん - なんやかんや
読みたかったのですが、読みたかったこと、4年ぐらい忘れたり思い出したりしていたのですね。
やっと読むこと出来ました。
江戸の終わりから明治の初めにかけて、日本の人たちがどんな暮らしをしていたのか、
大量の文献にあたって書かれています。
外国から日本に来ていた方達の文献が多く、相反する見聞もあるのですが、
それも解説つけて、両方載せていて、客観性を保っているところ素晴らしいです。


葦書房という出版社知りませんでした。
本の後書きにも書かれていますが、渡辺さんのお知り合いのようです、
調べてみました。
葦書房 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%91%A6%E6%9B%B8%E6%88%BF
福岡の出版社です。
http://www.ashi-jp.com/oldHP/kaisya-gaiyou.htm
http://www.ashi-jp.com/oldHP/kaisya-gaiyou.htm
色々あったようです。
たぶん平凡社から出ている、コチラ↓で読んだ方多いと思います。

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

逝きし世の面影 (平凡社ライブラリー)

私は昨日と今日2日がかりで読みました。


今日はもう1作品。
高橋源一郎さんのデビュー作「さよならギャングたち」も読みました。
図書館にあったのはコチラ↓


入手しやすいのはコチラ↓です。

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

この作品出たの1981年、34年前
「ジョンレノン対火星人」含め高橋さん斬新です。