「ケンタウロス」「文盲」

ジョン・アップダイクさんの「ケンタウロス」昨日と今日2日掛りで読みました。

ケンタウロス

ケンタウロス

この作品も、「みみずくは黄昏に飛びたつ」で紹介されていました。
みみずくは黄昏に飛びたつ

みみずくは黄昏に飛びたつ


ケンタウロス」入手困難作品のようで中古で買うか、私のように図書館で借りるかのようです。
この作品のことここに書くの2回目。
2009-12-31 良いお年を - なんやかんや
『ノルウエイの森』の中にも出てきていたのですね。
自分で書いといて忘れています。


今日はもう1作品。
アゴタ・クルストフさんの「文盲」
私が借りてきた方も中古で買うか、私のように図書館で借りるかのようです。

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

文盲 アゴタ・クリストフ自伝

新版が出ているのでこっちだと入手しやすいようです。
文盲: アゴタ・クリストフ自伝 (白水Uブックス)

文盲: アゴタ・クリストフ自伝 (白水Uブックス)

この作品は「職業としての小説家」48Pに出てきます。
村上さんデビュー作の「風の唄を聴け」

最初日本語で書いたのですが、上手く書けず、英語で書いて日本語に訳したら上手く書けた。

この話以前に何処かで読んで本当なの?
そう思っていましたが、この本でご本人が書かれているの読みましたので事実だったんですね。
「職業としての小説家」の中で、

村上さんデビュー後にアゴタ・クルストフさんも母国語以外の言語でデビューしているの知った。

と書かれていて読んでみました。
大きい活字で、しかも後書き入れて110Pしかないのですぐ読めます。
アゴタ・クリストフ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B4%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%95

1956年のハンガリー動乱オーストリアへ脱出し、スイスに定住したために「亡命作家」と見なされがちであるが、本人はハンガリー国籍も保持しており、また出国してから12年後には帰国も果たしているので「亡命作家」と言うよりはむしろ「難民作家」と見なすべきであろう。生計のために、移住先のフランス語で執筆したが、母語であるハンガリー語に対する思い入れと、ハンガリー人としての民族意識は最後まで非常に強かったことは様々なインタビューなどからも読み取れる。

ハンガリー語で書いても本が売れないので、フランス語で書いた。
最初はフランス語の読み書き当然出来なかったわけです。

アゴタ・クルストフさんのデビュー作手元にあるので明日読んでみます。