献灯使

多和田葉子さんの「献灯使」読みました。

 

献灯使 (講談社文庫)

献灯使 (講談社文庫)

 

 この作品2018年11月に全米図書賞、第1回翻訳文学部門受賞作品です。

東日本震災の後に書かれたいて、SF感があります。

今のコロナの時代に読んでも切実感あります。

この作品は環境が大きく変わっています、

今は温暖化とかで環境はそのうち変わっていくのでしょうが、以前んと同じ環境なのに、ウィルスによる感染が広がっていますね。

この作品東京23区の価値が下がっていること書かれています。

今、東京は感染が広がっていて、テレワークもあって東京離れ進んでいますね。

思ったのですが、東京の地価が今の半分になったら、それだけで財産がだいぶ失われることになりそうです。

困る人もだいぶ出そうですが、東京一極集中を回避していくためにはいい機会だと思います。

この状況で大きな地震があればなんて考えると、そう思いませんか?

 

多和田さんの著作読むの2作品目ですが、

supiritasu.hatenablog.com

この時読んだ「犬婿入り」もSF感のある作品でした。