サッポロビール応援します

何の話か、まず写真から。

今日早速買ってきました。
今は「リキュール類」としての税率ですが。
いったん販売中止となり、
再発売時には、「発泡酒」となる。
極ZERO
サッポロのリンクと引用です。
「サッポロ 極ZERO(リキュール(発泡性)①)」5月下旬製造分をもって終売(2014年6月4日) | ニュースリリース | 会社情報 | サッポロビール
http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000020824/index.html

以下全文引用します。

「サッポロ 極ZERO(リキュール(発泡性)?)」5月下旬製造分をもって終売
〜新たに、発泡酒麦芽使用率25%未満)として7月15日(火)より再発売〜
このニュースリリースに関するキーワード :2014年会社情報2014年6月4日

現行「サッポロ 極ZERO」
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新「サッポロ 極ZERO」
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 サッポロビール(株)(以下「当社」)は、アルコール入りビールテイスト飲料において世界で初めて「プリン体0.00」(注1)を実現し、更に「糖質0」(注2)も達成した機能系新ジャンル「サッポロ 極ZERO(リキュール(発泡性)?)」を、本年7月15日(火)より新たに発泡酒麦芽使用率25%未満)として再発売します。

 これに伴い、「サッポロ 極ZERO(リキュール(発泡性)?)」を、5月下旬製造分をもって一旦終売することとしました。
「極ZERO」をご愛飲いただいているお客様をはじめご関係の皆様には、ご迷惑とご心配をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。

 当社は、プリン体を気にされるお客様のご期待にお応えするべく、多くの商品を生み出してきた研究開発力により、世界で初めて「極ZERO」の中心的価値(コアバリュー)である「プリン体0.00」「糖質0」の両立に約4年の歳月をかけて成功し、市場が大きく活性化している新ジャンル商品として昨年6月に発売を開始しました。

 「極ZERO」は、世界初となる「プリン体0.00」「糖質0」の両立を実現するために、原材料である発泡酒の一連の製造工程においてプリン体を持ち込まず、かつその生成を可能な限り抑えるという開発方針のもと、「麦芽、大麦、ホップの使用量を最適化し、プリン体フリー原料を組み合わせた」独自の製造方法を採用した商品です。この当社独自の製造方法により生まれた「極ZERO」は、多くのお客様のご支持を得て、おかげさまで発売以来、好調に売り上げを伸ばしています。
 
 そのような中、国税当局より「極ZERO」の税率適用区分に関連し、製造方法に関する情報提供の要請がありました。当社は、「極ZERO」は酒税法上「リキュール(発泡性)?」に該当するものと認識していますが、当局の酒税法に関する法令解釈を確認しこれに沿った上で、当局から要請された資料、データの自主検証を行ってきました。
 
 現在もその検証作業を慎重に進めていますが、当局の酒税法に関する法令解釈に沿った形での事実確認が現時点ではできておらず、今後の検証の結果、「極ZERO」が「リキュール(発泡性)?」に該当しないこととなった場合(注3)、多くのお客様、お取引先様にご迷惑をおかけすることになります。
 
ついては、今般「リキュール(発泡性)?」として販売している現行「極ZERO」を自主的に一旦終売することとし、お客様の期待する「プリン体0.00」「糖質0」というコアバリューを今後も維持していくために、製造方法を一部見直し「発泡酒麦芽使用率25%未満)」として再発売します。
  
 「極ZERO」をご愛飲いただいているお客様をはじめご関係の皆様には、このたびの当社判断の趣旨をご勘案の上、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、現行「極ZERO」は品質、安全性には全く問題ございません。

 現在、全社総力を挙げて、新「極ZERO」の発売に向けて準備を進めていますので、引き続き「極ZERO」にご期待ください。


記1.現行「サッポロ 極ZERO」終売について
終売時期  2014年6月中旬を目途に当社在庫がなくなり次第終売
(2014年5月製造分の出荷終了時点で終売)

2.新「サッポロ 極ZERO」発売について
1)商品名  
 「サッポロ 極ZERO(ゴクゼロ)」

2)パッケージ 
350ml缶・500ml缶

3)デザイン  
現行「極ZERO」のデザインを継承し、紺のグラデーションと配色のコントラストによる上質感と爽快感を表現したデザイン

4)品目(税率適用区分)
発泡酒麦芽使用率25%未満)

5)アルコール分 
4%

6)原材料   
麦芽・ホップ・大麦・苦味料・カラメル色素・スピリッツ・水溶性食物繊維・エンドウたんぱく抽出物・香料・酸味料・安定剤(アルギン酸エステル)・甘味料(アセスルファムK)

7)発売時期・地域
2014年7月15日(火)、全国

8)価格    
オープン

9)中味特長  
世界初の「プリン体0.00」(注4)「糖質0(ゼロ)」を達成しながら爽快な飲みごたえとすっきりした後味を実現

(注1) アルコール入りビールテイスト飲料において世界で初めて100ml当たりプリン体
0.00mgを実現した商品(当社調べ)
(注2) 栄養表示基準に基づき、100ml当たり糖質0.5g未満を「糖質0(ゼロ)」と表記
(注3) 該当しない場合の適用税率は「発泡性酒類の基本税率」となる
(注4) 発泡酒において世界で初めて100ml当たりプリン体0.00mgを実現した商品
(当社調べ)

以上

私が知ったのは朝日の新聞記事ですが、
朝日はデジタル配信に力を入れてから、引用するには不向きになりました。*1
産経の記事引用します。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140604/biz14060416420012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140604/biz14060416420012-n1.htm

サッポロ「極ZERO」、発泡酒に変更 国税庁から製法照会受け

2014.6.4 16:42 [食品]

発泡酒」に区分変更するサッポロビール第3のビール「極ZERO」


 サッポロビールは4日、昨年6月発売した第3のビール「極ZERO」の販売を終了、製法を変更し、7月に「発泡酒」として再発売すると発表した。

 酒税率の低い「リキュール(発泡性)(1)」の区分で販売していたが、国税庁から1月に製法の照会があったため、同社も独自に検証を開始。結論次第で「発泡性酒類」のうち最も高い税率区分の製品と認定される恐れもあることから、「自主的に発泡酒に切り替えることを決めた」(同社)という。税率区分の解釈をめぐる問題でビール類の販売が中止されるケースは「初めてではないか」(業界関係者)という。

 酒税法の規定では、麦芽50%未満の発泡酒に麦などの蒸留酒を加えた製品が「リキュール(発泡性)(1)」に当たり、酒税額は350ミリリットル当たり28円。仮にこの規定から外れていた場合、酒税額はビールと同額の同77円が適用される。

 「極ZERO」は累計613万ケース(1ケース大瓶20本換算)を販売しており、酒税の差額116億円の追加納税を求められる事態も想定される。このため、蒸留酒を加えない製法に改め「発泡酒」として再発売する。「発泡酒麦芽25%未満)」の税額は同47円で、切り替え後の350ミリリットル缶の想定小売価格は現行の140円前後より20〜30円高くなる見通し。

 尾賀真城社長は「取引先やお客様にご迷惑をおかけして申しわけない」と会見で陳謝した。「極ZERO」は初めてプリン体と糖質をカットした第3のビールとして人気を集め、今年5月末までに613万ケースを売り上げた。

 手頃な価格の「第3のビール」はビール類全体の約37%まで拡大、各メーカーがシェア争奪でしのぎを削る主戦場となっている。


「極ZERO」話題になっていなかったら、飲んでいなかったと思います。
サッポロの販売が落ちている「麦とホップ」特に「黒」
私気に入っています。
泡が素晴らしい。
第3のビール」なのに、ギネスのように、なんていったらいい過ぎかもしれませんが、
素晴らしい泡が出ます。味も値段考えたら許せます。
どころか素晴らしい!
「極ZERO」引用部分にもあるようにコンセプトが違う。
プリン体
糖質0
こっちが売りです。
アルコール分4%と低いからというだけではなく、糖質が0ということもあって、
100ml当たりのカロリーが26Kcalしかありません。
手元に、サントリーの限定醸造の香るプレミアムモルツ(アルコール分6%)があります、
100ml当たりのカロリーが49Kcal
比較にもう一種、
イオングループ限定商品のサントリー「貴富の薫り」(アルコール分5%)だと、
100ml当たりのカロリーが43Kcal
になります。
健康志向の方には「極ZERO」良いですね。


国税庁
少しでも税金取る事考えているのですね。
サッポロビールに悪意があったとは思えなのですが、どうなんでしょう?
この1件、今までに「第3のビール」として既に売ってしまった分に関しての納税求められるようです。
再度その部分引用します。

酒税の差額116億円の追加納税を求められる事態も想定される。

悪意があろうと無かろうと、追加納税です。
サラ金の会社なんかは、後からイッパイ取られて「武富士」とか会社がなくなりましたね。
現在どうなったか?
気になる方どうぞ。
武富士 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%AF%8C%E5%A3%AB
サラ金が無くなって、苦労している方もいるようです。
その後を銀行系の会社が取って代わっただけ。
とも言えそうで、そうなってくると、
倒産してしまった、武富士、なんとなく、普通に商売して銀行系には太刀打ちして欲しい気になります。
既得権益
どうもこの国を良くしていない気がします。


又横道で、
サッポロ、この金額払うのは、チョット所かだいぶ大変なようです。
何とか、皆で応援して盛り立てたい。
そんな気持ちになります。
那須でビール造りでお世話になったしね。
2010-08-22 手造りビール工房 - なんやかんや
2010-09-27 手造りビール入手 - なんやかんや


実はココからが本題。
前にも書きましたが、ビールの酒税を国税庁に下げて欲しい。
出来る事なら、消費税来年10%に上げるのだから、
そのついでに、ビールの税率を第3のビールの税率と一緒にしてしまえば良いのです。
そうすれば、日本のビール会社の素晴らしい技術が、
発泡酒」とか「第3のビール」とか日本の酒税に合わせた、それこそ、
「ガラバゴスビール」
なんて造らないで、本場ドイツにも輸出できるような美味しいビール造ってもらえます。
アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ
4社共同して、勿論私含む消費者も一丸となって、ビールの税率を下げる運動がしたい!
美味しくて、安いビールを国民に飲ませろ!!
国税庁と戦おう!


以前書いたのもリンクしときます。
2005-09-09 酒と清涼飲料水 - なんやかんや
2010-07-13 酒税改革 - なんやかんや
こうして読んでみると、
何年経っても、主張の変化に乏しいです私。^_^;

*1:私は会員登録したのでログインして先読めますが