2023-01-01から1年間の記事一覧

いくさの底

古所誠二さんの「いくさの底」読みました。 いくさの底 (角川文庫) 作者:古処 誠二 KADOKAWA Amazon 2次大戦のビルマが舞台ですが、戦闘シーンは無し、でも2名殺されます。 最初の1名は、この人がいきなり殺されるの。 な感じ。 2人目も意外な人が殺され…

国商 最後のフィクサー葛西敬之

森功さんの「国商 最後のフィクサー葛西敬之」読みました。 国商 最後のフィクサー葛西敬之 作者:森功 講談社 Amazon この作品朝日の書評欄で知りました。 ノンフィクションです。 以前書いた瀬島さん。 supiritasu.hatenablog.com 松崎さん supiritasu.hate…

45°ここだけの話

長野まゆみさんの「45°ここだけの話」読みました。 45° ここだけの話 (講談社文庫) 作者:長野まゆみ 講談社 Amazon この作品も山尾悠子さんの「迷宮遊覧飛行」の中で紹介されていました。 能力不足で話が良く見えなかった作品もありましたが、不思議なお話…

今年のボジョレー

昨日はボジョレヌーボ解禁日。 毎年解禁日の飲んでいますが、昨日は社労士の支部会が戸塚でありました。 飲み会にも参加、お店は中華料理。 ボジョレは出てきません。 2次会は参加しないで、まいばすけっとに行って。 ボジョレのハーフボトルゲット。 柏尾…

声をあげて

五ノ井里奈さんの「声をあげて」読みました。 声をあげて 作者:五ノ井里奈 小学館 Amazon 陸上自衛隊のおはなしです。 五ノ井さん周りで助けてくれる人も沢山いるのでしょうが、立ち上がったときは1人、 今でも1人の時も当然あるでしょうし。そんなに強い人…

花夜叉殺し・罪喰い・獣林寺妖変

赤江瀑さんの「花夜叉殺し・罪喰い・獣林寺妖変」読みました。 罪喰い (講談社文庫 あ 5-1) 作者:赤江 瀑 講談社 Amazon 山尾悠子さんの「迷宮遊覧飛行」の中に、 supiritasu.hatenablog.com 赤江作品のベスト5として、1「花夜叉殺し」、2「花曝れ首」、3「…

少女七竈と七人の可愛そうな大人

桜庭一樹さんの「少女七竈と七人の可愛そうな大人」読みました 少女七竈と七人の可愛そうな大人 (角川文庫) 作者:桜庭 一樹 KADOKAWA Amazon この作2023年4月19日朝日新聞夕刊で紗倉まなさんが「わたしのみっつ」という記事の中で3番目に紹介さてていました…

世界で最後の花

ジェームズ・サーバーさん著、村上春樹さん訳の「世界で最後の花」読みました。 世界で最後の花 絵のついた寓話 作者:ジェームズ・サーバー ポプラ社 Amazon 内容は深いのですが、すぐ読めてしまいます。

茅ヶ崎球場2023年9月29日

まず写真 下の写真のテントみたいなの、タブン屋外の仮設トイレだと思います。 根拠はニオイです。 サザンのコンサートがあるのですが、 9月29日の前2日と後2日で、29日はコンサートありません。 警備の人と、スタフの一部のみ、静かです。 撮影PM8時前で…

被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件

黒川 みどりさんの「被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件」 読みました。 被差別部落に生まれて 石川一雄が語る狭山事件 作者:黒川 みどり 岩波書店 Amazon この作品朝日の書評欄で紹介されていて知りました。 この本のあとがきの一番最後に 二〇二…

極楽征夷大将軍(抄)木挽町のあだ討ち(抄)

垣根涼介さんの「極楽征夷大将軍」と永井紗耶子さんの「木挽町のあだ討ち」をオール読物最新号で読みました。 オール讀物2023年9・10月合併号(第169回直木賞決定&発表!) 文藝春秋 Amazon 直木賞は長編作品が多いので全文掲載ではないので(抄)となって…

毒の水

ロバート・ビロットさんの「毒の水」読みました。 毒の水:PFAS汚染に立ち向かったある弁護士の20年 作者:ロバート・ビロット 花伝社 Amazon ノンフィクションです。 日本では原作より先に、この作品を元に撮った映画が先に公開されました。 「ダーク・ウォ…

わたしは、不法移民 ヒスパニックのアメリカ

山尾さんと関係ないのですが、朝日書評欄で見て、図書館で順番待ちをして借りてきた本です。 カーラ・コルネホ・ヴィラヴィセンシオさん「わたしは、不法移民 ヒスパニックのアメリカ」読みました。 わたしは、不法移民: ヒスパニックのアメリカ 作者:カーラ…

円環の廃墟・バベルの図書館

ボルヘスさんの「円環の廃墟」「バベルの図書館」読みました。 山尾さん「砂の本」もお薦めなのです、借りてきた本に収録されていませんでした。 借りたのは福武書店の ボルヘス「伝記集」です。 ボルヘスの世界 作者:渋澤 龍彦 国書刊行会 Amazon

アウトサイダー

ラヴクラフトさんの「アウトサイダー」読みました。 ラヴクラフト 恐怖の宇宙史 (角川ホラー文庫) 作者:ラヴクラフト,H.P.,ウィルソン,コリン 角川書店 Amazon これも山尾さんがらみ。 荒俣宏さん編です。

眠れる都市・大地炎上

山尾さんのエッセイによる読書です。 マルセル・シュオッブさんの「眠れる都市」「大地炎上」読みました。 他の作品も以下の全集で読みましたがこの本933Pあります。全部は読んでいません。 この全集山尾さんも解説書いていて、15,000円します。 マルセル・…

山中哲學

泉鏡花さんの短編「山中哲學」読みました。 この作品山尾悠子さんのお薦め。 www.asahi.com 偶然ですがこの授賞式で山中哲学朗読のため手にしていたのと同じ、岩波書店発行の鏡花全集第3巻私も図書館で借りていました。 しばらく以下の山尾さんのエッセーに…

ハンチバック

第169回芥川賞受賞作市川沙央さんの「ハンチバック」読みました。 ハンチバック (文春e-book) 作者:市川 沙央 文藝春秋 Amazon 私が読んだのは、いつものように文藝春秋のの最新刊に掲載されたもの。 文藝春秋2023年9月号[雑誌] 作者:藤原正彦,船橋洋一,塩野…

ヘーゼルの密書

上田早夕里さんの「ヘーゼルの密書」読みました。 ヘーゼルの密書 作者:上田 早夕里 光文社 Amazon 322Pなので一気に読むつもりでいたのですが、2段組みだったので2日で読みました。 事実を元にしたフィクションな作品です。

なにもしていない

笙野頼子さんの「なにもしてない」読みました。 なにもしてない (講談社文庫) 作者:笙野頼子 講談社 Amazon この作品野間文芸新人賞を受賞作、芥川賞取る前の作品です。 さらに 「イセ市、ハルチ」 という作品も掲載されています。 この作品は、福武書店がや…

成瀬は天下を取にいく

宮島未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」読みました。 この作品宮島さん最初の作品集。 最初から話題作書いてしまいました。 成瀬さん本当に天下取りそうです。 私、以前にも書いていますが、京都市民だったことあって、ここに書かれている場所そこそこ土…

ザリガニの鳴くところ

ディ-リア・オーエンズさんの「ザリガニの鳴くところ」読みました。 ザリガニの鳴くところ 作者:ディーリア・オーエンズ 早川書房 Amazon 自然の描写が素晴らしいのと、訳が読みやすかった。 著者元々動物学者 共著ですが早川でそちらの翻訳も出ています。 …

君たちはどう生きるか

吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」読みました。 君たちはどう生きるか 作者:吉野源三郎 マガジンハウス Amazon この作品1937年(昭和12年)に書かれた作品です。 マガジンハウスが、2017年には羽賀翔一さん作の漫画で出版したとこにより話…

宇宙思考

天文物理学者BossBさんの「宇宙思考」読みました。 宇宙思考 作者:天文物理学者BossB かんき出版 Amazon 科学の本で、わかりやすくしっかり説明がされています。 わかりやすいとはいえ、全部しっかり理解できているのかと言えば、全部とは言い難い自分の能力…

人類初の南極越冬船 ベルジカ号の記録

ジュリアン・サンクトンさんの「人類初の南極越冬船 ベルジカ号の記録」読みました。 人類初の南極越冬船 ──ベルジカ号の記録 作者:ジュリアン・サンクトン パンローリング Amazon 朝日新聞の書評欄で紹介されていました。 1897年8月~の出来事です。 この船…

上海灯蛾

上田早夕里さんの最新刊「上海灯蛾」読みました。 上海灯蛾 作者:上田早夕里 双葉社 Amazon この作品、新聞広告で知りました.。 参考文献として、宮崎学さんの著書出ていました。 「幇」という生き方―「中国マフィア」日本人首領の手記 作者:宮崎 学 徳間書…

インボイス発行されました。

今日ポストに以下の封筒入っていました。 私自身は1000万の年収無いのですが、社労士会のインボイスの講習受けたりして、取引先の事も考えると登録番号所得するしかない。と結論出しました。 簡易課税制度を利用しました。 税務署も確定申告で忙しいだろ…

迷宮遊覧飛行

山尾悠子さんの「迷宮遊覧飛行」読みました。 迷宮遊覧飛行 作者:山尾悠子 国書刊行会 Amazon この本、山本さん20代~60代までに書かた文章をまとめたエッセイ集です。 山本さん様々な作家さんについて書かれている部分あるのですが、小説家の事を1番よ…

「街と、その不確かな壁」再読

「街とその不確かな壁」読んで、1980年『文學界』9月号に掲載された「「街と、その不確かな壁」読みたくなりました。 コピー持っていたのですが、人に貸して帰ってきていないので、また神奈川県立図書館に行ってきました。 久しぶりに来たら、すぐ近所の別の…

「街とその不確かな壁」の読書手引き

「街とその不確かな壁」昨日読み終わりました。 最後まで読んで、この後気になるな。そんな感想です。 この作品、音楽の引用も少な目で「あとで調べよう」というのが今までの作品より少なめでです。 それでも気になるので、調査して公開します。 365P 天井近…