古賀さん辞表撤回

昨日の朝刊読んだのPM10時。
驚きました。
17日朝日・朝刊(手元の新聞で4面中央上)の小さな記事です。
見出し。

古賀氏 辞表を撤回


「大臣の判断求めたい」


全文引用します。

 民主党政権公務員制度改革などを批判し閑職に追いやられ、枝野幸男経済産業相から退職を勧められて受け入れた経産省の官僚、古賀茂明氏(56)=大臣官房付=が16日、辞めるのをやめると表明した。


 枝野氏はこの日朝の閣議後の記者会見で、古賀氏の退職について、「私が直接、対応すべき人事の対象ではない。事務次官以下に任せる」と述べた。


 これに対し、古賀氏はこの日夜、自らのツイッターで、「枝野さんは私の人事については自分の仕事でないと言ったそうです。辞表を撤回して再度大臣としての判断を求めることにしました」と書き込んだ。

一昨日書いたばかりですね。
2011-09-16 古賀茂明さん退職へ。 - なんやかんや
この時、

古賀氏によると、今月14日に枝野幸男経産相に「仕事がないのなら辞める」という趣旨のメールを送信。15日に経産省官房長から「枝野大臣は、辞める手続きを進めてくれと言っている」と連絡があったという。

このように書かれていました。
で、枝野さん。

枝野氏はこの日朝の閣議後の記者会見で、古賀氏の退職について、「私が直接、対応すべき人事の対象ではない。事務次官以下に任せる」と述べた。

本当のところはどうなのか?
内容が矛盾してます。


切り分けをして、はっきり推測できること書きます。
古賀さんから、直接枝野さんメールもらっているのは事実。
もし、経産省の意向はどうあれ、枝野さんが古賀さんを活用する気があれば、大臣です、抜擢可能ですね。
でも、
「その気は無い」
これは確実でしょう。
みんなの党なら抜擢するでしょうが、実績はどうあれ民主としては、みんなの党に近すぎる古賀さん敬遠した感じ受けます。


不明な部分。
古賀さんから、メールもらって、

「私が直接、対応すべき人事の対象ではない。事務次官以下に任せる」

この発言を枝野さんがした。
と言うことで、
事務次官以下に任せたら、
「辞めろ」
と言う結論は当然ですね。
と言うことで、
枝野さんが、古賀さんに、辞めてもいいと、判断したのかどうか。
自分の中では、判断はしたと思うのです。


それを口に出したかどうかはわかりませんね。
経産省内で枝野さんの意向を汲み取ってやったのかもしれない。
古賀さんとしては、経産省内での自分の立場良くわかっているので、
だからこそ、枝野さんに直接メールしたわけです。
枝野さん、この決断をどうするか?
「自分が表に出ることを避けた」
こう感じます。
古賀さんも最初、枝野さんに辞て良いと言われたと思っていたのに、
枝野さんの発言聞いて、そこを感じた。
だから、
「直接枝野さんの手で決断下して欲しい」
そうなって、辞表の撤回。
この流れだと思います。


今、18日のAM7時16分です。
まだ朝刊読んでいません。
朝刊読んで、記事発見できればここの下に追加します。


19日の朝刊までで、この件。
その後の記事、見落しあるかもしれませんが、私は発見していません。

結局22日に辞表提出されたようです。
2011-09-23 古賀さん辞表提出 - なんやかんや
2011-09-27 経産省・古賀氏が辞職 - なんやかんや