キリン・サントリーその後

supiritasu2010-02-09

昨日の朝日・夕刊締め切り前にニュースが入ったのでしょうね。

キリン・サントリー統合破談

1面トップで、見出し主体の記事出ていました。

今日の朝刊・1面左を含めて他面でも記事出ています。
統合の話出たときに書いてます。
2009-07-14 キリン・サントリー - なんやかんや

サントリー創業家が統合後、何処まで決定権持てるか?
そこがこの話の全てになってしまいましたね。
統合するメリットはあるのでしょうが、
佐治社長、統合後の会社にもサントリー的な空気を社内に持たせたかったのでしょう。
当然のことと思います。
そこがサントリーの魅力です。
でも、サラリーマン社長のキリン感覚からしたら受け入れられないでしょうね。
会社は株主と従業員のため。
実際は違うかもしれませんが、表向きはそうでしょう。
サントリー創業家は、とっても個性的。
しかも、統合後の株を社内の誰よりも持つことになれば、社長にキリン出身者がなっても、
実質の経営権は、サントリー創業家が握る事になります。
サントリー創業家はそんな無茶な事はしないと思いますが、キリン側はそこが許せなかったのでしょうね。
でもね、キリンの社長と、サントリーの社長、会社の規模はキリンの方が大きくても格が違いますね。
キリンとサントリー両方受かったら、サントリー入社しそうな気がします。
サントリーの社員、社長になれないのわかってサントリー体質が好きで入っていそう、
嫌なら、最初から受けないでしょう。
だからそう思います。

サントリーの文化事業、経営権を創業家が持っていて、株式も非公開。
だからこそ思い切ったことができる。
そんな感じします。


アサヒとサッポロ、ほっとしたのでしょうか?
さて、今後、キリンもサントリーも他社との合併の可能性否定できませんね。
この4社、組み合わせるなら、
キリン・アサヒ。
サントリー・サッポロ。
実現性はともかくとして、そんな感じします。
アサヒ、グループ内に「ニッカ」抱えていてウイスキーサントリーとの競合もあります。
サントリーは、合併後も創業家の新組織での経営権を求めている事明白になりました。
そんな所から、アサヒ・サントリー考えにくいです。
ビールで大戦争している、キリン・アサヒ統合の方がまだ考えられます。
企業体質はだいぶ違いますが、同じ上場会社のサラリーマン社長同士、意外といけるかもです。
で、サントリー、統合するならサッポロ以外考えられないかもです。
サッポロ、株を外資(スチールパートナーズ)に握られて苦戦してましたね。
経緯サッポロのホームページで見ることできます。
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンドとの経緯 | サッポロホールディングス
http://www.sapporoholdings.jp/stockholder/spj.html
そんな事から、サントリー創業家が経営権握るのであれば、サッポロ以外考えられない感じします。
モチロン、ビール4社内以外の組み合わせもありますね。
1度動いたビール業界、国内だけでなく、国外との合併・又は買収も含めて、今後も何かしら動きがある気がします。


話し変わって、
「なんやかんや」のカウンター543210にそろそろなりそう。
って思っていたら、昨日の夜の時点で543220になってました。
今度は、昇りの、567890ですね。