あなたの意見には賛成しないが、あなたがそれを言う権利は命をかけて

今日のタイトル、今朝の朝日天声人語から引用しました。
この言葉、過去にここに書いたような気がして調べたら書いてました。
2010-02-20 国母さん - なんやかんや
この時も朝日の記事からの引用でした。
「寛容」
大切ですね。
わかっているはずなのになんでこんな事になっているのか?
本題です。


朝日新聞今大変です。
昨日の朝刊は1面から謝罪記事でした。
8月に書かれた、「従軍慰安婦」について書かれた、過去の記事の過ちに関する検証記事。
私は、正直に良く書いたな。
そんな感想。
間違いを、間違いとして認めること大切だと思います。
その後、週刊誌が朝日叩いてました、その広告載せなかったこと、
「載せたら良いのに」
そう思いました。
ただ、朝日過去にも自社に対する批判的な記事を掲載した週刊誌の広告の拒否。
私の記憶に間違いなければあった気がします。


朝日を応援している私も
「コレはいかんわ」
と思ったのが、


池上さんのコラムの掲載中止です。


他の新聞社はともかく、朝日は絶対に掲載しなくてはいけないです。
こういう記事を掲載してこその朝日、私はそう思います。
社内の誰が掲載拒否したのか、そういう人が朝日にいた事。
残念です。
この件、社外からの問題提起もあったでしょうが、社内からも多数の疑問の声が上がっていて欲しい。
そう希望しています。
結局掲載されましたが、従軍慰安婦の検証記事を載せた勇気、この件で「木端微塵」そのくらいのインパクト私にはありました。
たぶん池上さんは朝日に対する信頼があったのだと思います。
だから書けた内容。
今朝日平身低頭だと思いますが、池上さん言論人として大人なら是非コラム再会して欲しいと思うし、
再会すると思っています。
朝日昔から対抗する勢力(コッチの勢力私も好きではないですが、当然その勢力の言う権利は守られるべきだと思っています、対抗勢力の言う権利を守ろうなんて思わないのは対抗する側の勢力。そんな感じします。だから池上さんの記事掲載中止した朝日に私は失望しました)
に批判受けています。
池上さんが朝日のコラム復活しないことは、さらに対抗勢力を勢いづかせる事になります。
池上さんもその辺わかっていらしゃるので、朝日に対する失望はあるでしょうが、コラム再開してくれる。
池上さん「寛容」「大人」
そこが私の根拠です。
掲載再会しないということは、池上さんの朝日に対する失望の大きさ、
ということになりますね。


今日の朝刊の「天声人語」と「社説」朝日の今後について共感をもって読むことが出来ました。
吉田調書はダブルパンチでしたが、


「正確な報道」


これは個人や会社の意見とか抜きにして報道機関として最低限守らなければいけない義務です。
あってはならないけど、誤報がを無くす事も難しいと思います。(ココが辛い所ですね。「絶対誤報はしません」と誰もが言いたいけど、そう言い切る事が不誠実だと思います)
安倍さんになってから、自民党もリベラルと言われていた勢力も弱くなり、どうも世の中の空気が私には良くない方向に向かっている感じがします。
どう考えても、朝日批判これからも続くでしょう。
それは乗り越えないといけなよね。
週刊誌の広告掲載を全部受け入れて、
今日のタイトルにもした。


「あなたの意見には賛成しないが、あなたがそれを言う権利は命をかけて守る」



この姿勢を貫く事、コレが何より大切だと思います。
応援してます。