コンビニ人間/海の 見える理髪店

第155回芥川賞受賞作品
村田沙耶香さんの「コンビニ人間」読みました。
読んだのは図書館の文藝春秋最新号です。

来月になって、最新号が発売されると、この芥川賞受賞作が掲載された号は貸し出しの対象になり、
調べてはいませんが、何処の図書館でも予約がかなりの数になっていると思います。
勿論、この単行本はまだ図書館にはないでしょうし、入荷したら当然予約殺到ですね。
コンビニ人間

コンビニ人間

という事で、館内でしか読めないこの時期に読んでしまうのがベストなのです。


村田さん本当にコンビニでバイトしている事が話題になっていますね。
芥川賞1度のノミネートそのまま受賞と言うことで、新人の方が自分の一番書ける内容で受賞したのかと思っていたら、全く違ってました。
デビューは、
2003年、『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞受賞。
とのこと、もう13年作家活動されています。
村田さんの一見自分を投影しているように見える主人公との距離感とか、書かれている内容の冷静さ客観性といったものが良かったです。


続いて第155回直木賞受賞作品
荻原浩さんの「海の見える理髪店」
オール読み物最新号で読みました。

コレも芥川賞と同じ理由で次号が出る前に図書館で読んで来ました。
受賞作短編なので、3作品掲載されいます。
単行本は6作品掲載されているようです。
海の見える理髪店

海の見える理髪店

受賞作の「海の見える理髪店」なのですが、
私の読解力不足で、ラストのシーンがその後に掲載されてた前阪神監督の和田 豊さんとの受賞対談読むまで気が付きませんでした。
かなり残念でした。