社会保険庁再び

気を取り直して朝から「なんやかんや」
書いていました。
またエラーで書いた部分飛ばしてしまいました。
昨日のエラー画面の
「アドオンで問題が発生したため」の部分のエラーが原因です。
フラッュプレイヤーがらみのようですが、
フラシュプレイヤー、そういえば先日セキュリティホール見つかって、
ヴァージョンアップしました。
努力が無になるの嫌なので、
今日は一気に書かずに、何回かに分けて登録していきます。


さて本題です。
2006-05-24 目標達成
のその後になります。
社会保険庁の話です。
前回は、

国民年金の納付率を上げるために、
本人の申請があったように偽装し、
違法に保険料を免除したり、
納付を猶予していたりしていた

ということでした、
今回、朝日・8月4日朝刊1面左に見出しで、

不在扱い無断で10万件  
      社保庁不正また発覚

という記事あります。
社会保険庁の報告書によると、
(上記朝日の囲み記事「社保庁の報告書の骨子」より引用)

不正免除・猶予は22万2587人分で、このうち違法なものは18万9492人分

ここまでが5月に問題になった部分ですね。

これとは別に不在者登録など不適正処理が16万2853人分

ここが今回公になった部分ですね。

不正の理由は納付率の向上など。本庁が了承、黙認した事実は無い。

なんか、すごい一言ですね。
「本庁は、知らないよ、現場が勝手にやったのよ」
そういうふうに、もって行きたい意図アリアリです。
「納付率向上の指示は出したけど、
こんな不正をしろとは言っていない、又はこんなことするとは思わなかった」
ということで、現場に責任、全て持っていって、本庁に責任問題来ないようにしています。

背景には、法令意識の不足、本庁側のチェックの不備などがある。

ここで、「本庁はチエックの不備」
無傷では済まないのはわかっているので、
傷を追う部分上手に限定しています。

再発防止のため、本庁のガバナンス(統治能力)強化やチェック機能の整備、監査部門の強化、能力重視の広域的な人事異動などに取り組む。

「ガバナンス」なんて言葉使って、かっこいい文章にしてますね。
ガバナンス、そんなに世間一般に意味が周知徹底されているようには思えませんが?
私が教養ないのでしょうか?
「広域的な人事異動」これで、現場に責任取らせる意図だしていますね。
責任逃れと、責任押し付け、しかも改善の意図がある程度具体的に見えるけど、実はそんなに具体的ではない。
すごい文章ですね。
社会保険庁側の公式文書こちら↓を見てください。
http://www.sia.go.jp/topics/2006/n0803.html


今回問題になった部分も、
前回問題が発覚した時に、
「実は他にも今回問題になったようなこともやってました。」
と内部調査がしっかりしているか、
職員の良心あれば、
その時に公にしていないといけない問題ですね。
それが今頃になって発覚するということは、
社会保険庁には、
自浄作用も、
内部告発する勇気のある職員もいない、
どことなく、澱んだ組織、
といえるのではないでしょうか?


自分が神奈川に住んでいるので、
神奈川の数字はなんとなく覚えているんぼですが、
前回の問題の時は神奈川対象になったケース少なかったのですが、
今回のケースは多くなっています。
結局何らかの方法を使って、
新しい長官に求められている、
「年金納付率UP」
を実現させるため、あの手・この手でやっていたようですね。


現場の職員の処分はこれからなのか、もう済んでいるのかわかりませんが、
本庁から指示あったのか?
指示は無くても、
操作が行われていたこと知っていたのか?
怪しいですね。
この辺上手に○だと私怪しく思ってしまいます。
●だと納得しますけど。
普段から、国家を疑いの目で見ている、
私の不心得のせいであれば、非常に嬉しく思います。


官僚もトップクラスになるとなかなか表には出ませんね。
少ないながらも毎年税金を納めている私としては、
こういうことがあると、
「税金きちんと使ってよ」って思います。
納税少ないので、寄付をしたくなるくらい各省庁の本庁の方々にやっていただくと、いい国になりそうですね。
でも私、儲かったら海外に税金逃れで移住していたらすいません。
でもなんか「とらぬ狸」ですね。