安倍さんインタビュー

今日書くことは、
2006-08-31 マスコミの視点
2006-09-07 自民党総裁
に書いたことと関連してきます。
昨日(7日)朝日、朝刊に、
6日に安倍さんに朝日など7社が共同で行ったインタビューの記事出ています。
朝日の見出しだけ引用します。
1面

村山談話踏襲明言せず
安倍氏大戦評価「歴史家に」

2面

安倍氏村山談話踏襲明言せず
アジア外交に不透明さ

4面(ここが記事の量一番多いです、改行されているのは、見出しの場所が連続していないためです)

官房長官人事派閥と無関係


官邸スタッフを公募
日朝首脳会談は尚早


あいまい戦術でいいのか

この一連の記事の中には6日のインタビュー直後の、
記者会見の時に話された内容も書かれています。


村山談話の内容ですが、

「自社さ」連立政権だった村山富市内閣が戦後50年にあたる95年の終戦記念日閣議決定した。談話では、政府が「先の大戦」について「国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」と総括

(朝日2面より)
というもので、社会党が政権に入らないと出されなかったであろう内容となっています。
米・韓やロな近隣諸国の評判もよく、その後の政府の「基本姿勢」として強調され、
小泉さんも踏襲を表明しています。


これ今朝・読んだ時は、昨日のブログ書くときにこの内容入れたかった。
そう思いました。


昨日、日経の朝刊読む機会がありました。
元ねたは、同じインタビュー+記者会見ですね。
同じ内容の話を安倍さんしていて、同じ場所で記者さん聞いているわけです。
でも記事の取り扱い方だいぶ違います。
日経も朝日が書いているようなことも書かれていますが、
朝日と強調している部分の視点違います。
(今日このこと書くとは日経・読んだとき思っていなかったので記憶しっかり持っていませんでした)
産経がどう書いたか気になっています。
マスコミの視点感じるには、元の安倍さんの話が各社同じなのがはっきりしているだけに、
比較にはもってこいの内容ですね。
朝日以外の新聞購読されている方、是非比較してみてください。
昨日の新聞だから、まだそのへんにありますね。


さて帰宅後昨日の夕刊見ました。
3面に安倍さんの7日午前の記者会見の内容出ていました。
見出し引用します。

「率直な反省の中で
 平和な国つくった」

安倍官房長官
歴史認識示す

ここだけ見ていると、朝日が朝刊に書いたことに対しての返事をしたように見えますね。
この記事はこの問題についてのみ書かれているので、
安倍さんの記者会見このことだけに触れているのかもしれませんが、
他社はまた自紙が朝刊でメインで触れた内容について書かれているのかもしれません。


昨日・日経読まないと、このブログは
2006-09-07 自民党総裁
の追加的な安倍さんのあいまいさに関する内容になるはずでした。
でも日経の記事見てしまったので、
内容的には攻撃的な部分削がれてしまいました。
2006-08-31 マスコミの視点
の追加的な内容になっていますね。
1つの視点に踊らされること無く、
多方面から物事を見て理解していくことの難しさを感じました。
反省しております。