徹底取材!安倍さん共同インタビュー

昨日こんなこと↓書いてしまいました。
(今日このこと書くとは日経・読んだとき思っていなかったので記憶しっかり持っていませんでした)
今日は最初から書くつもりで、安倍さんのインタビュー、
日経・産経・読売・毎日の7日の朝夕刊、県立図書館でしっかり見てきました。
昨日の朝日の記事も平行してご覧下さい。


仕事さぼっていませんよ。していないだけです。
さぼるというのは、図書館にいる間も何処からか収入があるという状態ですね。
私は収入無い状態ですので、仕事していない、ことになります。
図書館に行く前後は仕事していました。
私の場合「仕事をさぼる」はありえません。
「仕事してるかしてないか」ですね。
早速本題に行きますね。


まず、「日経」見出しです。
1面

安倍氏省庁再々編を検討
小さな政府推進公共事業「抑制の余地」


2面(改行は見出しが連続していない、記事内の離れた場所にあることを表しています)

人事構想は・・・


幹事長に森派起用も


◦官邸スタッフを公募
◦閣僚枠参院に配慮


自ら歴史認識示す。組閣は老壮青

産経 7面(総合)

安倍氏歴史認識見直し
明日総裁選告示
森派から幹事長起用も


産経が談話内容にさいたスペース1番大きかったです。
談話内容1問1答として同じ7面に出ていてそこでの見出しは、

脱派閥老壮青で組閣

読売 1面

安倍氏
「幹事長の派閥問わず」
実質成長3%目標も表明

2面

安倍氏
人事の選択肢確保狙う
「総幹分離」こだわらず
森派から幹事長起用も

4面

憲法改正突破口開きたい
官邸強化スタッフを公募


毎日
実は毎日私の見た範囲で、共同インタビューの記事見つかりませんでした。
毎日は共同インタビュー参加していないのかもしれません。
でも単独インタビューの記事5面に出ていました。
単独インタビューできたから、共同インタビュー参加しなかったのかも知れませんね。
5面タイトルは「語る総裁選」見出しは、

省庁の再々編も視野に
総幹分離は意味が無い


夕刊2面の特集ワールドの部分で

安倍晋三さん!
語っていない
語って欲しい

の記事ありました。


読売と毎日は記事の中にも「村山談話」の話見つかりませんでした。
こうゆう流れからして、村山談話の質問安倍さんにぶつけたの、
私の推測ですが朝日の記者のようですね。
だから朝日だけ見出しでも取り上げているのでしょう。
読売も会社としての持論からか、他社が見出しにしていない
憲法改正突破口開きたい」
しっかり見出しにしていますね。



産経と日経、記事の中では村山談話取り上げています。
しっかりメモしてきましたので、記述しておきます。


産経

平成7年の村山富市首相当時の「村山談話」にこだわらず政権としての歴史的認識を打ち出す考えも明らかにした。


日経

1995年の村山富市首相談話を踏襲する考えを示したうえで「新首相がどう考えるかを述べるべきだ」と述べ、首相就任時に自身の歴史認識を明らかにする意向を示した。


いかがです産経の記事安倍さんの本心に近そうな気がしますが、日経が書いた
村山富市首相談話を踏襲する考えを示したうえで」
の部分書くと書かないとではニュアンスだいぶ変わってしまいますね。
日経も安倍さん本人は
「新首相がどう考えるかを述べるべきだ」
と述べていて、自分でない誰かが首相になるニュアンス出しているのに、
安倍さんが首相になるような書き方になっているような気がしませんか?





昨日8日朝日・朝刊2面に7日の記者会見の内容として

安倍氏村山談話の根幹判断示さず
歴史認識不明確なまま     

                                 
の見出しありました。


これも県立図書館で7日の読売と神奈川新聞だけは見てきたのでついでに書いておきます。
読売大きな記事の見出しではないですが、

「戦争素直に反省
平和な国造った」
安倍氏歴史認識示す


神奈川新聞(こちらはそれなりの量のある記事です)

戦争評価は歴史家に
村山談話踏襲明言を回避問題“封印”狙う

これもすごいですね、安倍さんの記者会見の捕らえ方、
朝日「歴史認識不明確なまま」
読売「安倍氏歴史認識示す」
全く違いますね。
元は同じ7日の記者会見なのに。
何故こんな事になってしまったのでしょうか?
ここからは私の推測です。
日本を代表する朝日・読売どちらかが嘘を書いているとは思えません。
朝日と読売それぞれが、安倍さんに求めている、
歴史認識
に対するレベルが違うのですね。
朝日は7日の記者会見の内容では、満足していない、だから、
「不明確」
読売はその内容で納得、だから、
「認識示す」
だと思います。
そしてこのような朝・読の記事の違いをもたらした根本原因の1つは、
安倍さん自身の意図的な「歴史認識をしっかり話そうとしていない」こと、
「あいまい」さが生み出したものだと考えます。



今回の安倍さんの共同インタビュー毎日は参加していないようですが、
各社同じ内容を元に共通する部分もありますが、違う部分もかなりあることわかりましたね。
この分だと、共同取材ではない独自の取材だともっと色々出そうですね。
購読する側は、今読んでいる側だけではなく別の見方があること常に意識しておきたいものですね。
でも今回各社がそれぞれの視点で記事を書いていてその違いに驚きましたが、
よく考えてみれば、日本は、それだけまだ取材が自由にできて、
検閲も無い(以前書いたNHK問題のように多少あるみたいですが)
良い国だという見方ができますね。
この自由は末永く守っていかないといけませんね。