裁判員制度

2006-10-27 贅沢な庭
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20061027
裁判員制度の新聞広告について書いたのですが、
裁判員制度そのものについて書いてみます。
まず裁判員制度とは?
これは最高裁のホームページですが、子供向けに開設しているここ↓わかりやすくてお薦めします。
http://www.saibanin.courts.go.jp/kidz/
勿論大人向けをしっかり読みたい方はこちら↓どうぞ。
http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/


正直な話裁判員制度自体に、賛成か反対か、聞かれたときに私意見が無いです。
もう導入は決定済みのようなので賛成・反対言っても仕方が無いのですが、
ほんと何にも考えていませんし、意識もしてないです。
ほとんどの日本人の意識私と変わらないような気がするのですが、どうなんでしょう?
今回これを書くに当たって、上記の子供向けの方きちんと見ました。
今の私はその程度の知識しかありません。
では、何でこのテーマで書いているのかというと、
もし私が裁判員に選ばれた場合、
今の私の心情では、その犯罪がどのような犯罪でであったとしても、
犯罪者に対して、死刑を求刑することは無い。
ということです。
これって良いのでしょうかね?
裁判員は私1人ではないでしょうが、
私の場合、死刑の求刑が他の方から出た場合、
犯罪そのものよりも、何故死刑に反対するかの話になってしまいしまいそうです。
もともとそういう意見の持ち主なので、裁判にとってはジャマな存在になりそうです。
私も日本国民の1人ですので、その中の一つの意見として取り上げてもらうのはかまいませんが、
無期懲役以上の求刑は私には無いです。
無期懲役も考えようによっては死刑より苦痛に感じる人もいるかもしれませんね。
できることなら無期懲役の求刑もしたくなかったりします。


私が今恐れていることがあります。
私がいくら反対しても、私がかかわった方が死刑の判決になってしまった時です。
私は精一杯やったからと諦めるのか、
それとも死刑を防ぐことができなかったことを悔やむのか。
これどっちも嫌ですね。
精一杯やったからって、諦めるのも非人道的な気がします。
かといって、悔やみ続けるのも嫌です。
国は、こういった選ばれた方の、精神的な苦痛をどう考えているのでしょうね?
で関係した裁判でたくさん死刑判決出たら、
私も死刑判決出ることに慣れてしまうのでしょうか?
平気になっていくのでしょうか?
それも困りますが、
平気になっていかないと、
生きていく自分が苦しくなってきますね。
書いているうちにはっきりしてきました。
責任逃れのようですが、
裁判員のこういった精神的苦痛ありますよね、
もう導入決まったことですが、
私今から裁判員制度導入反対します。
でも、「あんな犯罪者は死刑になって当然って」
自分のストレス解消のように、
バンバン死刑宣告していく裁判員の方って出てくるのでしょうかね?


死刑についての私の考えは以前に書いているのでそちらご覧下さい。
2006-10-12 アーミッシュ
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20061012
2006-09-30 裁判官・検事・弁護士
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060930
2006-09-29 杉浦正健さん
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060929
2006-08-22 「許す」ということ。
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060822
2006-03-28 殺せば良いのか?
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060328
2005-10-06 死刑
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20051006
自分でもこんなに書いていたとは、驚きです。