今日から仕事です。
映画三昧も昨日で終わり。
昨日見た3本記録しておきます。
クレイジーの殴り込み清水港
1970年坪島孝 監督作品
植木さんのシリーズたくさん撮っている古澤憲吾監督作品ではありません。
坪島孝 監督もたくさん植木さん撮っています。
植木さん全盛期、主演だけで年に4本程度撮っていたので、一人の監督だと無理だったのかも知れませんね。
私は以前にも書いたように植木等さん大好きです。
正月三が日PM12時〜14時で植木さん主演の時代劇やってたのですが、
放映時間が悪すぎ。
父親が駅伝見てて、しかも大事なゴールの時間ですので諦めるしかなかったです。
3日の昨日は14時〜16時枠での放映もありやっと見ること出来ました。
幸せ〜〜。
この能天気さと、明るさはナンなんだ。素晴らしい。
植木さん本当はかなり真面目な方、でこの役演じるの大変だったようです。
年末に亡くなった青島幸男さん作詞の歌も最高。
この映画には「馬鹿は死んでも直らない 」と言う挿入歌があります。
バカ・バカ・バカの大連発で、今なら絶対「抗議殺到」でしょうね。
でもこの歌よく聞くと相手をバカにしている歌ではないのです。
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歌詞に「俺もバカ」という部分しかっりあります。
お互いバカ、バカ認め合って、それなのに、けっこう前向きだったりします。
そして楽しいバカで、結論が「馬鹿は死んでも直らない 」
差別も区別もついでに見栄もないのです。
こういうことを安心して言い合える方が良い世の中ですね。
昔の映画、正月にズ〜ト見てたので、映画の終わりに出る、
「作品中に適切でない表現がありましたが・・・・」
気になりますね。
今の方がそういう表現が隠されて陰湿になってますねキット。
今年は皆で、「俺も馬鹿」
そこから始めるのもいいと思います。
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溝口さんです。
主演の田中絹代さんの映画。
言い切っても良いと思います。
映画で演じている年齢幅が大きいです。
この作品撮影時41〜42歳にかけてだと思います。
溝口さんも撮りたかった作品のようです。
私は年末年始で出演作品たくさん見ました。
あまり田中さん知識がないので調べてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%B5%B9%E4%BB%A3
この方自ら監督までしてしまったのですね。
すごい。
この映画、ヴェネツィア国際映画祭では国際賞を受賞してます。
天国と地獄
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この作品放映後、実際に映画を真似た誘拐事件起してしまったそうです。
今見るとどうってことないのでしょうが、
1963年当時この映画の手法はかなり斬新だったのでしょうね。
被害者(三船敏郎さん)、加害者(山崎努さん)、警察(仲代達矢さん)、それぞれがきちんと立場を鮮明に浮かび上がらせて撮られています。
インターンの山崎さんかなり貧しい感じになっています。
いまだと考えられない設定ですね。
今はかなり貧しいと医者にはなれそうもないですね。
貧しくても医者になれないといけない気がします。
この映画、私は山崎さん一押しです。
今も精力的に映画やTVに出演されていますが、
この方、今でも存在感すごいですね。
山崎さん1936年12月2日生まれなので、
この作品撮影時26歳ぐらいですので当然若いです。
でもこの作品では、ミフネさん(カタカナにすると世界の、って感じしますね)仲代さんより存在感感じました。
最後にセリフありますが、それまでほとんどセリフないです。