ウインドーズXPサポート期限延長(結論編)

2007-01-17 ウインドーズXPサポート期限延長↓
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070117#c1169041696
に書いた内容について、マイクロソフトから25日正式な発表がありました。
朝日新聞26日朝刊経済面の記事全文引用します。

サポート延長
MS正式発表

ウィンドウズXP
 マイクロソフト(MS)は25日、パソコンの基本ソフト(OS)「ウインドウズXPホームエディション」の性能を向上させる支援期間を、14年4月まで延長すると正式に発表した。日本を含む全世界で当初予定の09年から5年延長する。
 延長期間中は、ウィルス駆除などの安全対策プログラムの無料更新や有料の故障問い合わせなどをサポートする。現在は行っている基本的な操作法といった無料問い合わせは、なくなる。
 MSは当初、30日に発売する次期OS「ウィンドウズ・ビスタ」への切り替えを促す意味もあり、延長しないとしていた。

全文でもこれだけの記事ですので見落とした方、けっこう多そうですね。
たぶんこの記事MS側の言い分をそのまま記者さんが記事にした。
そんな感じますね。
根拠は、
「性能を向上させる支援期間」
この表現です。
MSの言い分そのまま書いた感じしませんか?
確かに性能を向上させると言い切れるアップデートもありますが、
不具合が見つかって修正。
これも多いように思います。
ウインドウズは既にかなり肥大化してしまっているので、
バグ無しでの発売は不可能ですね。
私はそれを承知で購入していますし、仕方がないこととあきらめています。

ですが、あまりそれを承知でない方もたくさんいらっしゃると思います。
不具合(脆弱性)の修正はMSにしかできなくしてしまっているので、
それを購入者に対して提供するのは当然だと思うのですが、
違うかな?
考えようによっては、「性能を向上させる」ですが、
もう少し正直にユーザに協力を求めるような表現の仕方があるような気がします。


昨日の朝日夕刊には以下の↓記事ありました。

MS不振
大幅減益

ビスタの遅れ響く
 【ニューヨーク=丸石伸一】ソフトウエア最大手の米マイクロソフトが25日発表した06年10〜12月期決算は、当期利益が前年同期比28%減の26億ドル(約3200億円)となった、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」の一般向け発売が今年1月末にずれ込んだのが響き、大幅減益となった。
 一方サーバー用のソフトや家庭用ゲーム機「Xbox360」などの売り上げは好調で、全体の売上高は同6%増の125億ドルと伸びた。

これで記事全文です。
ビスタの発売1月末になって痛かったのMSだけでなく、
パソコンの製造メーカーも痛手だったと思います。
「買うぞ」という意思が年末(できれば12月上旬)の方が、1月末より強いと思われますから。
年末商戦にビスタ搭載機種投入した方が、
売り上げ大きかったでしょうね。
想像ですが、海外でもクリスマスとかあるので、1月末より、年末の方が売れると思うのですが、
いかがなものでしょう?
MSに多くのメーカー振り回されてしまっていますね。
ウインドウズはこれからどうなっていくのでしょうか?
XPのサポート期間延長は、ビスタの後ヴァージョンOSの難産を予測した部分も感じられますね。