付加保険料

昨日、国民年金基金に加入するつもりでした。
会社にいたときは、厚生年金+厚生年金基金入っていたので、
税金も去年より多く収めることになりそうだし、
来年の確定申告に向けて、税制で優遇されている国民年金基金考えたわけです。


国民年金基金と、国民年金、取り扱い別なのはわかっていましたが、
どういうわけか、私の個人情報が国民年金基金に出ているようで、
DM(封筒で来ます)が送られてきます。
どう考えても、国民年金から、情報が国民年金基金に渡っていない限りDMがくるわけないので、
国民年金のほうで手続き一緒にできるかもしれないと思い、
神奈川社会保険事務局に問い合わせしてみました。
そうしたら、「国民年金基金の取り扱いはできない」と言われました。
そのときに今日のタイトルになっている、
「付加保険料」
のこと電話に出た方が教えてくれました。
私このこと昨日まで知りませんでした。
手続きは管轄の社会保険事務所又は区役所でできるとのことなので、
早速家から近い区役所に行って、話しを聞いてきました。
その時もらった
「横浜こくみんねんきんマガジン」
から関係する部分引用します。

 月々の定額保険料に付加保険料(400円)をプラスして納めると、老齢基礎年金に付加年金が上乗せされて受け取ることができます。
付加年金(年金受取額)の計算式
200円×付加保険料納付月数
例:付加保険料を10年間納めた場合
納めた付加保険料の総額
400円×10年(120月)=48,000円
       ↓
1年間に受け取る付加年金額
200円×10年(120月)=24,000円(年額)
※受け取る付加年金額は、定額のため物価スライド(増額・減額)しません。

区役所の担当者の説明によると、始めるのも、止めるのも手続きは簡単だそうです。
老齢年金というのは65歳からもらえるそうです。
(私がもらう頃は70歳からになっているかもしれませんね)
年24,000円は死ぬまでもらえるそうなので、
支払った金額は2年で回収できてしまい、
その後は生きた分だけ年24,000円はお得!
そういうことになります。
20年払えば年48,000円受給
30年払えば年72,000円受給
ということになります。
これ400円以上払いたいですが、
400円以上は無理のようです。
早速申し込み済ませてきました。
後で1〜3月まで1,200円の納付書が来るそうです。
国民年金・私は、年払いの一括引き落としなのですが、
次回年金払う時には、付加保険料込みで一括引き落とし可能だそうです。
付加保険料分も確定申告時、免除になります。


その後、国民年金基金の話をしたのですが、
国民年金基金と、付加保険料、両方加入はできない」とのことでした。
付加保険料申し込みしましたが、担当者に、
国民年金基金加入するようならまたすぐ取り消しに来ます」
ということで、せっかくなので、中区にある、神奈川県国民年金基金にも行って来ました。
話を聞いて資料もらいました。
国民年金基金も、定額のため物価スライド(増額・減額)しないそうです。
インフレになると困りますね。
デフレになると、すごくお得です。
でも現状は、
「国の指向は借金を楽に返すためのインフレ狙い」
そういう思いが私にはあるので、いくら自分の老後と節税のため、
とはいえ、国民年金基金入会の気持ちが萎えてしました。
費用対効果考えると額は小額ですが付加保険料は高配当だと思います。
もらった資料で気付いたのは、
国民年金基金は男女で金額違います。
長生きをするので、総支給額が結局多くなる女性の方が同年齢の男性と比べて掛け金高くなっています。
そう考えると男女差がなく同じ金額の、国民年金と付加保険料は女性にとってお得ですね。


神奈川県国民年金基金でDMが送られてきている事話しました。
その事実は知っているようですが、国民年金加入者のリストは、
国民年金の方からやはり来ているようです。
年金基金の関係者は、社会保険庁厚生労働省あたりの天下り先になっていそうなので、
この辺の個人情報のやり取り、
「さもありなん」
そんな感じします。
これも新聞なんかで追求すると問題出てきそうですね。


実は私の場合自営になって最初の頃は、収入で生活ができなくて、
退職金で食べていた時期ありました。
会社辞めたときの貯金に戻す。
そういう目標もあるのですが、
今回のように経費を節約して貯金増やしたら、
税金が増大。
これがチョット・ショックで、こんなこと考えていたわけです。
自営業者は、経費を使って、売り上げを伸ばす。これが使命なのですね。
下手に貯金しようとすると税金で取られます。
でも「税金に持ってかれるぐらいなら」
そういう発想で経費使っても、過剰な設備投資はその維持費がかさんで、
上手く回さないと利益が出なくなる怖さもありますね。
とりあえず来年の確定申告は、
国民年金の値上げ分+付加保険料400×12=4,800円分は今年より控除分増えます。
税金払って退職時の貯金額復活目指すかも知れません。


会社員の方は今回関係ないですが、将来国民年金に加入することがあったときには参考にしてください。