4月に入ってすっかりおとなしくなりましたが、
3月中は「光電話にしませんか?」
という営業たくさん会社に来ませんでしたか?
私が出入りしている所も凄くありました。
私が応対した範囲ではすべてNTT絡みでした。
どうも、光回線での市場占有率を高めるために、
下請けの会社にかなりの好条件出して、契約を取るように攻勢かけていたようです。
今のADSLで不自由感じてませんので、
私は、まだその取引先を「光」にする必要性を感じていなかったのです。
そんな中、なかなかやり手の営業さんと対峙することになってしまいました。
私のいない間に、アポイントとって私が行ったときには彼の方が先についていました。
「迷惑電話で、お困りではないですか、迷惑電話防ぐ事できますよ」
それが彼の決め台詞だったようです。
この台詞素晴らしいと思いませんか?
光がどうしたこうした、言うより、迷惑電話の方が客は食いつくと思います。
でもやりたいことは光契約をすることですね。
入れ替える電話機に迷惑電話を防ぐ機能あるわけです。
どうやって防ぐかと言いますと、
迷惑電話が掛かって来た時、電話機のどこかのボタンを押すだけなのです。
そうするとその電話番号が登録されて、その番号から掛かって来ても着信音は鳴りません、
かけた相手には話中の音声がなる仕組みだそうです。
「何時かけても話中」な相手がいた場合、あなたは迷惑電話に登録されてますよ。
話だけなら良いかと思い上記のような説明聞いていたのですが、
彼はどうも、この場で契約して帰るつもりのようでした。
「今、契約しないといけないの」
そう本人に確認してしまいました。
そうなると私も断らないといけないので、
電話機変えたばかりで、まだリース契約だいぶ残っているという事実を話したわけです。
それで引く様な相手ではありませんでした。
リース契約会社と、月のリース料金、残りのリース期間を聞いてきました。
リース会社は知っていたのですが、後の2つが不明なのでその事伝えると、
彼は私には考えられない行動に出たのです。
取り引き先の人間の了承を得ることも無く、
取引先の名前で、社員になりすまして、リース会社に電話をかけて、
なんと、月のリース金額と、残りのリース期間聞き出してしまったのです。
社員になりすましましたが、正式な社員名ではなく、
自分の名前で、社員を装っていました。
私は他の仕事をしていたので、監視していたわけではないのですが、
そのやり取りの一部始終は聞いていました。
その後、「今よりも多少ですが、お得になるような契約できます」
という話になりました。
経営者の方は乗り気でしたが、(リース会社とのやり取りご存知ありませんでした)
私が一方的に反対して、帰っていただきました。
たぶん彼のやり方で、今まで何社も契約取れていることだと思います。
しかし私には、こういった営業手法は認めることはできません。
私も会社にいたときは営業一筋で、飛び込みの新規開拓もしましたが、
私のやってきた営業は、担当した取引先と手と手を取り合って、共に売り上げの増進を考える、
(こういった営業を「農耕型営業」といいます)
そういう営業スタイルでした。、
取引先との信用を築くこと、これが何よりも大切なことになります。
私はリース会社との一件が無くてもお断りするつもりでしたが、
彼の粘りで後味の悪い結果となってしまいました。
私は、リース会社の件を理由にすることも無く、
一方的に、経営者の意見にも逆らって断ったことになっています。
ただし、私と経営者の間は問題ありません、
元々そういう関係は私に、一任されていますし、
事情はきちんと説明しました。
それにしても、3月は様々な会社が光・光ですごかったです。