政権

政権が交代した時に、前任者の不正がよく暴かれている国ありますね。
例えば、お隣の韓国そうですし、タイもそうです。
ペルーのフジモリさんも、政権にいた時の不正問題追及されて日本に来てましたね。*1


今度の参議院選挙で、自民・公明が負けても、
小泉・郵政刺客選挙で大勝ちした衆議院での過半数は安定しています。
一気に衆議院解散に追い込まれないと早急な政権交代はありえない。
そう思います。
もし政権交代なったら、新いい政権をになった政党は、
前政権の不正を暴く。
こともやる必要あるでしょうが、
前政権の足を引っ張った、
社会保険庁を含む、行政の不正や隠蔽を公にしていけば、
国民の信頼を得ることできるのではないでしょうか?
田中角栄さんとか日本でも全権力者の不正、
後の権力者によって暴かれることありますが、
行政関係は、権力が交代しても、時に対立の構図が見られる政治の世界と違って、
仲間内意識が強いと言うか、権力闘争に敗れても、その後の利権(天下り等)が確保されていて、
そのシステムを守ることで関係者の利害が一致しているのか、不正や隠蔽が表に出にくいですね。
社会保険庁は、国民の老後の年金とかかわっているので、特に問題大きくなっていますが、
私が思うに、他の官庁だって探せば税金が使途不明とか、「沖縄密約」とか似た様な事ありそうな気がします。
結局国が払うということは、私たちの税金から払うことになるわけですから、
税負担も増えるし、国債も減りませんね。
様々な不正や、隠蔽があって、代々行われていて、
「自分たちが関係している時に発覚しないように」
というのでは無くて、
事実を知って加担するのでは無く、
「事実を公表して加担しない、自分の代で断ち切る」
そういう勇気を持ってるような体制作りをして欲しいです。
ここをやらないと、


不正・隠蔽発覚→国が負担→税負担も増える→国債も減らない(増加)
   ↑−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−↓

この循環が繰り返されていたのでは、日本に夜明けは来ませんね。   


現政権の方々も、自分たちの手で、
社会保険庁の怠慢、事無かれ主義を正すだけでなく、
他の省庁に対しても、同じような正確さと公正さ要求して、
今までの隠蔽先送りの体質改善ができれば、
国民の信頼得ることできると思います。
参議院選挙までだとすると、
時間が無いかも知れませんが、選挙に勝つためです、
1年以内になんて約束ではなくて、この際気合を入れてやってしましいましょう。
さらに、社会保険庁だけの改革では物足りない気がします。
そっちの実行にも取り掛かってしまいましょう。
今の野党だってそこまでの実力と実行力なさそうです。
「勝つために何でもあり」
ができる現政権党は、そこができそうな気にさせるとこ強みですね。
参議院選挙もそれなら勝てそうですね。


昨日の朝日・夕刊1面の

抵当証券被害 国も過失

の見出し記事の中の〈解説〉に以下の記載あります。

バブル経済後における金融行政の「怠慢」を厳しく指摘した。「失われた10年」における責任の一端が国にあることを明確に示したとも言える。

裁判に頼らずに、普段から国民の代表による、国・行政の監査ができて、改善勧告できれば良いですね。
(ヒョットしたらこういうシステム、わが日本国は導入済みで私が知らないだけでしょうか?
でも、もし導入済みだったとしたら機能してないじゃないですかね。)

*1:結局不正があったのか?無かったのか?結論出ていないですね