検証

昨日朝日・朝刊政治面の「政態◆拝見」
と言う 編集委員星浩さんの、コラム中に、
一昨日チョット書いた国家に対する責任の追及について書かれていましたので引用します。

吉田茂首相は、外務省の若手課長らに「日本外交は、満州事変、支那事変、第二次世界大戦というように幾多の失敗を重ねてきたが、今こそこのような失敗の拠ってきたるところを調べ、後世の参考に供すべきものと思う」と語り、戦争に突き進んだ日本外交の検証を命じたと言う。

この部分コラム自体が元駐仏大使小倉和雄さんの「吉田茂の自問」(藤原書店)からの引用です。

吉田茂の自問 〔敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」〕

吉田茂の自問 〔敗戦、そして報告書「日本外交の過誤」〕

吉田茂さんこんな検証されていたのですね。
でもその検証今に生かされているのでしょうか?
続きです。

 戦争とは次元が違うかも知れないが、その後も日本政治は多くの政策の失敗を経験した。バブル経済の崩壊、不良債権の急増、湾岸戦争への対応などで苦しんできた。それでも「のど元過ぎれば熱さを忘れる」のか、失敗を分析し、その後の政策作りに生かそうという試みはない。
 最近では、米国のイラク戦争への対応だ。開戦直後に小泉首相(当時)が支持を表明。その後、戦争の理由とされた大量破壊兵器は発見されていない。米国では議会を中心に関係者からの聞き取り調査などが重ねられいくつものレポートが公表されているが、日本では政府も国会も、本格的な検証作業に乗り出そうとしていない。
 

 なぜだろう。何かにつけて「水に流す」日本人の体質が原因だろうか。日本社会は、官僚を含めて「お上」は間違わないという虚構の上に立っていることも大きな要因ではないか。だから失敗の検証も求められなかった。だが、実際には「お上」は多くのミスを犯すし、時には隠蔽もすることが、今回の年金問題で露呈した。

いくつものレポートが出ている米国も検証しても同じ過ちしていそうですね。
だからと言って日本のようにやりたい放題で、責任無しっていうのも考え物です。
一昨日書いていた。

私たちは国家のすることに対しておとなしすぎますね。
この本にも書かれていましたが、平成の不況を生んだ責任の追求だって行われていませんね。
誉は個人のものとしても、失策に対する責任の追及もしていかないと暮らしやすい世の中にならないように思います。

私こういうことが言いたかったのです。
今日この文章読んでいて「そうそう・うんうん」そんな感じでした。
国家の隠蔽、「沖縄密約」もそうですね。


国家は責任追及がないのを良いことに、バカな私たちにやりたい放題!
実は昨日市役所から、市民税・県民税納税通知書来てました。
所得税減税が無くなったということですが、私昨年の倍以上納税額増えています。
所得税+市民税・県民税−去年までの所得税減税額
は去年と同額と言う税務署の説明信じたとして、
前にも書いたように、
私の場合、
税金より高い、まだ明細来ていない、国民健康保険の月額、
これだけ、市民税・県民税上がるとなると、かなり上がりますね。
なんだか、反対の意思を表示するまもなく、保健が上がるのって悲しいですね。
凄く無力感あります。
国民健康保険が大変なのって、政策の失敗ありますよね。
国債が減らなくて、増税になったとして、
国債こんなに増えたのって、政策の失敗ありますね。
バカな私たちが見過ごしたのが悪いのですね。
ですから私たちが払っていくのですか?
消費税結局目標は20%ぐらい狙っていませんか。
社会保険庁問題になっていますが、
問題になる以前に、国民年金10年計画で毎年上がること決まってしまってましたね。
国家のミスや隠蔽を指摘して、私たちバカな国民が尻拭いしないで済むようにするには、
どうしたらいいのでしょうか???