ビジネスを強くするカラーコーディネイト

今日のタイトル、昨日聞いてきたセミナーのタイトルと一緒です。
講師:中西 佳子さん。
色につての勉強でした。
話の中で、私の気になった部分紹介しておきます。


色の感情表現(色から受ける印象のことです)
暖色・寒色
膨張色・収縮色
 例:白は膨張色です。黒は収縮色です。碁石は見た目の大きさ、白・黒同じにするため、白を少し小さく作ってあるそうです。(よく考えたら黒を大きく作ってあるともいえますね)
軽い色・重い色
 例:黒は重く感じ、白は軽く感じます。 黒い服を着ると収縮色なのでやせて見えますが、印象は重くなります。
興奮色・沈静色
 例:発色の良い赤・オレンジ興奮色です。
補色 例:赤→緑 の関係です。
「視認性」=色の見えやすさ
 例:黒地に黄色=見えやすい  赤地に緑=見えにくい
「面積効果」=色は小さい面積で見るより大きい面積で見たほうが、明るく鮮やかに見える
 例:カーテンとか壁紙のような大きなものをA4やもっと小さな色見本で選ぶ場合、実際より鮮やかな色になるので、少し控えめぐらいで選んだ方が良い。
「対比効果」色を2色同時に見るとき、1色で見るのとは違って見えることがある


配色のセオリー
 ベースカラー 70%  アソートカラー(サブカラー)25% アクセントカラー 5%
で全体を作成すると良いそうです。
 例:ベースカラー・淡い緑 アソトカラー・濃い緑 アクセントカラー・ピンク で作られたポスターを使って説明されていました。


色彩心理
赤:購買力の上がる色
オレンジ:食欲をそそる色、健康、豊かのイメージ、親しみやすい、コミュニケーションを活発にする色。欠点は高級感が出ない色、例外としてエルメス挙げていました。(私エルメスのオレンジどんな色か全くわかりませんでした)
ついでなので、エルメス(仏)のホームページ載せときます。確かに企業カラーオレンジみたいです。
http://www.hermes.com/


黄:黒との配色多く使われている。だだし、海外で使うときは問題あるそうで、キリストを裏切ったユダの色なのでイメージが良くないそうです。さらにフランスでは犯罪者の家を黄色く塗る習慣があるそうです。メインの色には不向き。
緑:バランス感覚がよい方、フレッシュなイメージ。
青:世界中ほとんどの国で好きな色のベスト3に入る色だそうです。沈静・癒し系・マイナス要因は、食欲を増進しない色(例として最近出たダイエット用のふりかけ青い色しているそうです。これはマイナスをプラスに変えた例かな?)
紫:高貴・特権階級の色・ぜいたく品の色


プレゼンテーションに活かされる色
背景:基本的には白バックに黒文字、黒バックに白文字。ただし黒バックに白文字はズーっと見てると疲れる。
色数:白を含まず2〜3色でまとめるとよい
配色:左側に重い色の方が安定する。


ユニバーサルカラーコーディネイト
高齢者の視覚の特徴:目の中の水晶体が黄みがかってくるため、全体に茶色っぽくくすんで見え、色の差が見分けにくくなるので、明度のコントラストを付けた配色が必要


カラーマーケティングケーススタディ
会場に来ていた一人の方に前に出てもらい、淡い色から濃い目の色のピンクの切れを首から下に合わせて顔の様子の違い見ました。確かに印象だいぶ変わります。その人の肌の色によっても合う色合わない色変わるそうです。TPOに応じた色の使い分けで、自分の相手に与える印象が大きく変わること理解できました。
ただ問題は、私がTPOに応じて色を使い分けるセンスが全く欠如していることです。
なんとかしたいけど、難しいよな。