サブプライムローン (その2)

2007-08-30 サブプライムローン
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20070830
書いた後、株価追っていました。
この時8月2度目の下落だったのですが、
その後順調に株価上がっています。
先週の締めの8月31日(金)の株価は、取引開始から終了に向けて順調に上昇です。
余剰資金が、運用先を求めて動き回っている感じしますね。
私予定通り株購入しませんでした。
でも31日の開始から終了まで右肩上がりの株価の上昇、
なんかあったのかな?
と思い昨日の朝刊、記事待ちました。
翌日の朝刊見て気付くようでは遅いのですが、やはり株価を左右する情報ありました。
経済面(手元の新聞で13面右上)

サブプライム問題
米、救済策発表へ
借り換えを支援か

さらに同じ面に、

日経平均、415円高 
サブプライム対応策に期待感

私が「2007-08-30 サブプライムローン」で書いた時は、
400円を越す下げでしたから下がった翌日に買ったとしても銀行に置いとくよりは、
かなりお金増やせたことになります。
もちろん日経平均ですので、どの株を買ったかで差は出ますね。


サブプライムローン救済策で、株価上昇したようですが、
最初の米についての記事の最後の方にこんなこと書いてあります。

7月の住宅ローンの債務不履行や競売通知などの件数は前年同月比で2倍近くに急増。金利上昇局面で変動金利型のサブプライムを中心とした焦げ付きが増えているためだ。業界団体は、今後約2年間の差し押さえ件数として、約55万件を記録した昨年以降の約2倍にのぼる可能性も指摘している。

この記事を読んでどう思います?
救済しきれなそうな気がしませんか。
お金が動くので、最初は景気に好影響出ますが、
焦げ付きの不安無くなっていないように思います。
日本の地価高騰と、それを担保に貸していたお金が、地価の下落により回収が不可能になったこと思い出しますね。
既にローンの担保になっている不動産の価値が下がってしまっていることも想像できます。
金は、貸してくれる人がいるうちは、借りられるだけ借りて、出来るだけ返さない。
そういう考え方もあるようですが、
私はたぶん平気ではいられなそうです。


サブプライムローン借りている人は、最初の低金利が終わって、金利が高くなる前に、
所持している不動産を売って、そのお金で、新しい物件手に入れてまた低金利で借りる、
これを繰り返して行かないと生活維持できない方がかなりいそうです。
脱出する最善の方法は、当然自分の収入を増やすことです。
次が、もし不動産が売れたらそのお金をローン返済に充てて、新しいサブプライムローンを組まないこと。
そういうことになるのでしょうが、高く売れずにローンがたくさんの残ることになるのが現実として見えてきていますね。
結局最後にサブプライムローンを持っていた人の負け。
そんな感じになりそうです。
このローン考えた人、
既に儲けるだけ儲けて、手を引いてしまっていることだと思います。