中選挙区復活?

自民党と、民主党の連立になったとき、
今の小選挙区では選挙のときとても連立できる状況ではなくなってしまうので、
中選挙区に戻せなばいい。
こんな意見も出ているようです。
昨日の朝日夕刊2面では、
読売の渡辺さんが、民主の鳩山さんに8月下旬の会食で言った事実が記載されていました。
個人的には小選挙区に否定的なのですが、
こういうご都合主義で選挙制度がクルクル変わっていくのは困ります。
そのとき、選挙制度改革の法案を国会で通せる政党が自分のところが勝てるように選挙制度変えることは国民の意志を反映していませんね。
選挙区の当選者が2名になって、そこから自民と民主の候補者が出ていてどっちも当選では、
2者択一の権利は与えられていますが、
結局1つの政党にしか投票できないことと同じになってしまいます。
1つの選挙区で当選者2名になったら、自民・民主以外の候補者当選しそうな感じはします。
でも連立を組む所までは行かないでしょうね。


今回自民・民主の連立流れましたが、
次期衆議院選挙後に、どういうことになるのか???
不明確な部分が凄く出てきてしまったと思います。
小選挙区は、1つの選挙区で1名しか当選できないので、
死に票が多くなります。
投票率にもよりますが、選挙区の全体の有権者の10%程度の得票でも当選できてしまう可能性否定できませんね。
この際議員さん抜きで、衆議院の定数480人に合わせて、有権者全体の480分の1に匹敵する意見であれば、
1議席に結びつくような、国民全体の意識を反映した国会になるような選挙制度研究できないものか?
そう思います。
せめて1/240または1/120は1議席になっても良いと思います。
そのくらい、国会議員さんたちの意識の多様性が感じられない気がします。
議員さん自身は多様性もっていても、それを表現しにくい状況なのかもしれませんね。
過半数を占める政党は出にくいかもしれませんが、
党議拘束を行って議員さんや、その議員さんを選んだ国民の意思をないがしろにしてしまうよりも、
多数政党の連立政権も悪くない気がします。
小選挙区の見直し求めますが、こういう形で選挙制度が変わっていくことには抵抗感があります。