ダライラマ14世(その後)

昨日書いたことの続きです。
昨日朝日・朝刊、国際面(手元の新聞で6面)
の見出しです。

「制御無理なら引退」
ダライ・ラマ騒乱自制促す

ダライラマさん、チベット亡命政府のあるインド北部のダラムサラで記者会見されたようです。
記事からも引用します。

ダライラマは、一連の抗議行動が自身の策動だとする中国政府の主張を否定し反論。「運動は我々の掌握できる範囲を超えている」と述べた。 

中国側としては、
ダライラマさんが策動している。」
とした方が都合良さそうですね。
そうでないと、
「現中国の体制に対する不満が騒動の原因」
と言うことになってしまいそうです。


日本に伝わっている、ダライラマさんの騒乱自制メッセージ、
今中国チベット自治区で騒乱を起こしている方達に伝わっているのでしょうか?
私、革命とか変革と言う言葉に甘美な響きを感じるのですが、
それに、どうしても付いてまわる、暴力とか武力という言葉には全く賛同できません。
そこに理想と現実のギャップあるのですが、
インドのガンジーさんが実践した非暴力での運動は私にとって1つの理想です。


ダライラマさん、中国チベット自治区ラサを目指してデモ行進を続ける活動家グループの幹部とも会談して、行進の中止を求めています。
http://www.asahi.com/world/china/news/TKY200803190264.html
当然中国側も反論しています。
http://www.asahi.com/world/china/news/TKY200803190348.html
ン〜ただ、
ダライ・ラマさんが分裂活動やめているか、いないのか」
対立あることは認めたとして、
ダライラマさんは、分裂活動をしていないようなので、そうは言っても裏で分裂活動をしている。と言うのが中国側の主張なんだろうと思います)
今回の騒乱を、ダライラマさん止めさせて、これ以上死傷者が出ないように呼びかけていると言うのは事実。
と言うことで良いのではないでしょうか。
私も、死傷者が増えないことを願っています。