世論の支持

昨日の朝日夕刊(手元の新聞で2面右上)以下の見出しあります。

日本は死刑廃止検討を
国連人権委改めて勧告 慰安婦問題にも言及

本文に気になる記述が。

 最終見解は、死刑制度について日本政府が存続の根拠として「世論の支持」を主張し続けていることに対し「政府は国民に廃止が望ましいことを知らせるべきだ」と指摘した。

おーい「世論の支持」って何だ。
そんなに支持されているの?
とりあえず私は支持していないです。
日本政府が対外的に「世論の支持」と言い切るのであれば、
何時のどんな調査で、そんなに死刑制度について支持があったのか明確にして欲しいです。
考えすぎであって欲しいと願いますが、
死刑存続に対して世論操作を政府側がしてそうな感じさえします。
そんな政府が、
「政府は国民に廃止が望ましいことを知らせるべきだ」
って言うのは国連人権委さんチョット無理な気がしますよ、この国では。
今この国の中で私が感じている
「憎しみの連鎖」
死刑制度を廃止することも、断ち切るきっかけになるのではないか?
そう思います。
自分の都合のいいときだけ外圧を利用知るやり方、
あまり好きではないのですが、この記事の続き引用します。

死刑制度に関しては前回の最終見解でも廃止に向けた勧告が出たが、国際的な死刑廃止気運の高まりを受けて表現は厳しさを増した。

とあります。


これも深読みすると、同じ文章を読んでも、
国際的な死刑廃止気運の高まり
を感じていない人も多いと思いますよ。
ここまで書いてしまうと客観性が不足しているような気がします。
もっとも私も、
国際的な死刑廃止気運の高まり
あるのならどんどん高まって欲しいと願っています。


もう過ぐ刑事裁判に私たち一般人が係るようになります。
その時に、皆さんが死刑判決を、
増やしていく傾向に出るのか?
減らしていく傾向に出るのか?
私関心があります。