斉藤次郎さん

朝日の、一昨日夕刊トップと昨日の朝刊トップ、
どちらも、斉藤さんの郵政新社長就任の記事でした。
斉藤さん旧大蔵省出身ということで、
民→官
へ逆行ではないかという話出ています。
民主党が野党時代、与党案の日銀総裁に元財務事務次官武藤敏郎副総裁の昇格に反対した1件も新聞上で指摘していて、確かに矛盾感じます。
官、そんなに毛嫌いしなくても、仕事が出来て有能な方ならばしっかり仕事してもらえばいいと思います。
官僚さんたち、たたき過ぎると、有能な人材が国に行かなくなってなんか怪しい感じ。


この不安感、話しチョットそれますが、昨日の朝日・夕刊1面トップの先生追加採用にも感じました。
この記事は、各社載らないと思うので引用しときます。
http://www.asahi.com/national/update/1022/TKY200910220255.html?ref=any
http://www.asahi.com/national/update/1022/TKY200910220255.html?ref=any

「東京で先生になって」不人気の都、異例の追加採用試験(1/2ページ)
2009年10月22日15時2分

 小学校の教員採用試験の低倍率に困った東京都がこの秋、東北と九州で、2度目の試験を行う。追加の採用試験は30年ぶりという異例の対応だ。東京の受験倍率は2倍台と低く、都教委は「これでは優秀な人材が確保できない」と嘆く。必死に、先生集めに走る東京都の思いは、地方の学生たちに通じるか。

 都はここ数年、教員の大量採用を行っている。60〜70年代に第2次ベビーブームで子どもが増え、それにあわせて大量採用した世代が一斉に退職を迎えているためだ。

 99年度の公立小学校の教員採用枠は200人、倍率は10.2倍だった。それが09年度は採用枠が1473人に増え、倍率は2.6倍にまで下がっている。10年度も前年並みになりそうという。2回目の採用試験は今月23日(当日消印有効)に受け付けを締め切り、11月15日に仙台市と福岡市で1次試験を行う。

 都教委は「優秀な人材を集めるのに、最低3倍の倍率はほしい」と話す。教員採用試験の予備校「東京アカデミー」などによると、09年度の小学校の採用試験は首都圏は2〜3倍台と低いのに、秋田22.8倍、青森19.7倍、宮城7.4倍、福岡7.3倍、長崎13.7倍など、東北、九州地方は難関だ。

 また、高倍率の地域の受験者は、首都圏と併願するケースが多い。両方とも合格すると、ほとんどが地元を選ぶ。各地の合格発表が出そろうこの時期、東京では、ごっそり200人前後の辞退者が出る。臨時採用の先生で対応するのではなく、「きっちり採用すべきだ」という方針から、2度目の試験を実施することになった。

 都教委は「高倍率の地域は、優秀なのに不合格になった学生が残っているはずだ」として、試験場所に東北と九州を選んだ。春の試験の不合格者は対象外にするなど、人材確保に必死だ。


「東京で先生になって」不人気の都、異例の追加採用試験(2/2ページ)2009年10月22日15時2分
  

■学生「地元で目指す」

 一方、「誘われた」地方の学生たちの反応はどうか。

 地元の試験で不合格となった秋田大の女子学生(23)は来年もう一度、「秋田一本」で挑戦する。「先生にはなりたいが、生まれ育った秋田で教師になりたい」

 都の採用は知っているが、周りで東京を受験する学生はほとんどいない。「怖いイメージがある。それに、あまりにも倍率が低いので、逆に大丈夫なのかなと不安になる」と二の足を踏む。別の男子学生(21)も「東京の子はみんな塾に通っていそう。秋田人の僕が育った環境と違いすぎる。先月、東京へ遊びに行ったら、3日で疲れた。働く場所とは思えない」。

 こんな学生たちに、都教委は「都会の子どもは生意気そうとか、親もうるさそうというイメージを持たれているが、東京といっても都心だけではない。多摩や離島もあり、田舎と環境は変わりませんよ」とアピールしている。

 地方の学生は「できれば地元で」という思いが強い。とはいえ、長期的に見れば地方も安穏としてはいられない。

 受験会場となる宮城県。試験の実施について、都から連絡はなかった。県教委は「こうした試験が続けば、東京の草刈り場になる。地元の優秀な人材が吸い上げられそうだ」と危機感を募らせる。「こちらは逆に、宮城出身で首都圏の大学に通う学生に『戻ってきて』と積極的にアピールしていきます」

 福岡県も同じだ。倍率は8.3倍と高いが、あと5年ほどで福岡にも大量退職・大量採用の時代が来るという。「その時は、私たちも、東京から、優秀な人材を獲得する方法を考えなければならないでしょう」と話した。(中村真理子

東京は、お金のある方たちは小学校から私立に通わせますので、教育の格差大きいですね。
試験の結果の良い方がいい教師とは誰も思わないでしょうが、
熱意を持って子供たちが、好奇心や目的意識をもって、自ら学ぶ力と考える力、それを消化して応用力を発揮できるような教育をして欲しいですね。
(ものすごい理想論なの承知しています。それが出来れば日本の教育キット世界一ですね)


話しもどして、
これから、官僚を目指す方たちのレベルも、あまりに、官を外していくと期待が持てなくなる気がします。
熱意・情熱・昼夜問わず。
これは仕事をする上で大切ですが、それが毎日だと、どれだけの人間が生き残っていけるのか?
それを乗り超えた、有能で体力のある方が出世して社長になる。
これは納得できますが、これがそうとは限らない。(^_^;)
単純ではないですね世の中は。
楽して、儲ける。
この魅力も感じますね。
やる気をそぐ人事はやはり良くないと思います。
昨日の朝日・朝刊の1面分部一部引用します。

脱官僚政治、官僚の天下り禁止、政策決定の政府・与党一元化―。民主党のマニュフェスト(政権公約)に並ぶ理念や基本方針とは、どれ一つとしてかみ合っていない。

今回の人事、官僚さんたちのやる気を考えて認めてもいいのですが、ヤッパリ変?
郵政問題って、鳩山さんそんなに思いが強くないと思います。
鳩山さんだけでなく、安倍・麻生元首相のお2人も思い強くないと思います。
安部さん郵政選挙で自民出た方たちの復党させてますし。
麻生さん郵政改革への情熱そんなに感じない発言して問題になってましたね。
郵政改革に強い思いがあったのは、小泉さんですね。
その後、首相になった方たちにとって関心の主体にはなっていなかったのですよキット。
それは私たち国民も一緒で、郵政選挙と今回の選挙で投票行動が大きく変わっています。
私たちも、郵政に関心があったわけではなく、なんだかわけのわからないうちに、
前々回の選挙が郵政選挙になってしまい、小泉さんの協力したわけです。
そういった流れの中で、この流れに逆らって、今日を迎えたのが、
国民新党の皆さん。
つまり亀井さんですね。
こうした経緯考えると鳩山さん、郵政問題亀井さん抑えられないのかもしれませんね。
私、郵政をどうしたら良いのかわからないのです。(前にもこんな様なこと書きましたね)
小さな郵便局では、貯金も、切手も仕切りをそんなに感じない窓口で並んでやっています。
上からは「別会社だから」
という事で、
相手を「手伝わないように」
言われているのかもしれませんが、
現場では助け合っていそうな気がします。
本局など大きな郵便局での仕切り、なんか「別会社」を感じさせる雰囲気は、
同じ建物の中にあって、「無駄・無理」感じます。
このさい、
小泉VS亀井
の郵政問題に対する思い入れが強いお二人に公開討論やって欲しいです。
郵政選挙から4年経っていますが、争点を最初に帰って国民が納得以前に、
どういう経緯で今の状態になったのか?
しっかり復習させて欲しいですね。
勉強不足を棚に上げて申し訳ないです。
でも、これから郵政がどうなったら良いのか!
自分なりの考えがもてたら良いな。そう思っています。
小泉さんに押し切られた感じして、
いま亀井さんに押し切られそうな気がしています。
亀井さん、民主(鳩山さん)に矛盾を感じる人事認めさせるくらい力がありますね。
亀井さん間違っていないのかもしれませんが、
押し切られた感じではなく、納得したいです。


オリオン座流星群、追記。
国立天文台の集計見ますと。
集計結果[暫定版]:全国
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/count/area00.html
21日の20時に1時間当たり40個の観測できたようです。
他の時間は1時間当たり20個超える観測はないようです。
1回5分以内では見られなくて当然ですね。
昨日は東側曇っていて、オリオン座も見ること出来ませんでした。