インフルエンザ

友人の次男がインフルエンザになりました。
新型かどうかは聞きませんでした。(^_^;)
そこの長男は受験生です。
ん!
不謹慎だとは思いましたが、
「もし新型だったら、受験期に新型インフルエンザにかかるより、今かかったほうが、タミフルも・リレンザも、入院になったとしても病院がまだ余裕があるいいのではないか」
なるメールを友人に送りました。


月曜のカンブリア宮殿新型インフルエンザ特集でした。
病院は、新型インフルエンザと思われる患者さんを別棟の建物で診察してる所もあるようです。
そのため、医師の移動時間がかかってしまい、患者さんの待ち時間が増えているそうです。
しかし、薬を受け取る調剤薬局が、分離を行っていないため、
アレ?
なことになっている。
そんな話もされていました。
どうも、この国は関係者間の連携がうまく行っていないようです。


私、記憶の限りで風邪ひいたことあっても、インフルエンザと言われたことないような気がします。
医者に行かないで直す事もあります。
今病院では、そういった患者さんたちでも、診察に来ているそうです。
そりゃそうですね。
新型だったら恐いですもの。
新型インフルエンザの致死率、普通のインフルエンザと比べてどの位高いのか」
ご存知ですか。
私知りません。
調べましたよ。
現時点では新型インフルエンザの致死率は季節性インフルエンザ並み、ワクチンで死者が出る可能性もあります。 ( 子どもの病気 ) - うろうろドクター - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/30405039.html
引用元のアドレスの記事が削除されているので、引用の引用になっています。

新型インフル>致死率「季節性」並み 米チーム解析
9月30日2時31分配信 毎日新聞

 新型インフルエンザの致死率は毎年流行する季節性インフルエンザと同程度の0.045%とする分析を、米ハーバード大などの研究チームがまとめ、米医学サイト「PLoS Currents」に発表した。これまでは、1957年から流行した「アジアかぜ」並みの0.5%程度とみられていた。

 研究チームは、4〜7月、米ミルウォーキーなど2市で入院した感染者、入院していない感染者のデータをもとに、通院しなかった人も含めた発症者を推計した。従来の解析では、確定診断を受けた患者に対する死者の割合を致死率として計算していた。【永山悦子】

もう一つ載せます。
http://mainichi.jp/select/science/swineinfluenza/archive/news/2009/05/20090512dde041040045000c.html
http://mainichi.jp/select/science/swineinfluenza/archive/news/2009/05/20090512dde041040045000c.html

新型インフルエンザ:致死率、推定0.4% アジア風邪並み−−英チーム分析
 新型インフルエンザがメキシコから急速に世界に広がった流行の初期の状況を、英インペリアルカレッジや世界保健機関(WHO)の研究チームが分析した。メキシコでは4月末時点で2万人以上が感染していたとみられ、致死率は0・4%程度と推定。1918年に大流行したスペイン風邪(致死率2%)より弱く、57年のアジア風邪(同0・5%)程度としている。14日発行の米科学誌サイエンスに発表する。

 新型インフルエンザの感染者数は把握されていないため、全体に占める死者の割合(致死率)もはっきりしていない。チームはメキシコ政府が公表したデータを基に分析した。

 その結果、4月末時点での推定感染者はメキシコ国内だけで既に約2万3000人に上り、旅行者を介して感染が世界に拡大。致死率は0・4%(0・3〜1・5%)と試算した。一方、WHOのまとめによると、メキシコの10日現在の感染者は1626人で、致死率は2・8%。

 チームのニール・ファーガソン博士は「データが限られ不確かさもあるが、急速な拡大は20世紀のパンデミック(世界的大流行)に匹敵する。感染拡大防止策を検討する必要がある」と指摘している。【元村有希子】

毎日新聞 2009年5月12日 東京夕刊

致死率が0.045%と0.4%でだいぶ違いますね。(^_^;)
最初に書いたほうが9月でデータが新しいです。
この辺日本での現状がどうなのか、きちんと正確な情報を国が流すべきだと思います。
私も、なんか不安なので、病院行ってしまいそうです。
そこで、本当の新型インフルエンザ患者と接触して、感染。
実際そういう事例もありそうな気がします。


いま思って見ると、前政権時代に、空港で新型インフルエンザの国内侵入を防ぐために、
空港で大げさな(ほとんどパフォーマンスですね)検疫やってましたね。
あれが、どれだけバカバカしい事だったのか。
国民の恐怖心をいかに煽ったか。
報道機関の責任も含めて、ほとんど触れられていない気がするのですがいかがでしょう?
これから空気が乾燥してインフルエンザ本格流行の季節になります。
恐怖心を煽るのではなくて、冷静にいかに対処したら良いのか、
しっかり告知する必要があると思います。
病院関係者が過労で倒れて重症患者さんを診察できない。
そんな怖れも感じます。
それって、新型インフルエンザのせいではなくて、
人災と言えるのではないでしょうか?
各組織の連携・伝達・告知等の不備による人災は避けてほしいものです。


更新してから、今日の朝日・朝刊見たら1面左に新型インフルエンザの記事ありました。
最新情報asahi.comから引用します。
http://www.asahi.com/national/update/1030/TKY200910300422.html?ref=any
http://www.asahi.com/national/update/1030/TKY200910300422.html?ref=any

新型インフル、全国で本格流行 14歳以下が7割超える2009年10月30日23時34分


 新型の豚インフルエンザについて、厚生労働省は30日、全国で本格的な流行状態となったと発表した。累計患者の7割超が14歳以下だったことも判明した。季節性インフルより子どもが重症になりがちで、日本小児科学会(会長=横田俊平横浜市立大教授)は、健康な子どもに早くワクチン接種するよう求める要望書を厚労省に出した。

 国立感染症研究所によると、定点医療機関(5千カ所)で1医療機関あたりのインフル患者数は24.62人(前週17.65人)になった。ほとんどが新型と見られ、来週の集計では30人の「警報レベル」を超えそうな勢いだ。全都道府県で前週を上回り、42都道府県で「注意報レベル」の10人を超えた。このうち21都道府県で20人を超えた。

 さらに北海道、愛知、福岡、兵庫、秋田の5道県が30人以上だった。昨季の季節性の1月に匹敵する状態だ。

 7月6日〜10月18日の患者累計でも、73%は14歳以下。なかでも、5〜14歳で6割を占め、学校などで感染していると見られる。季節性も学校から広がる傾向があり、従来は3学期が始まる1月以降、一気に患者が増える。今季は、夏休み明けの2学期に「前倒し」となった形だ。同省は「明らかに全国規模の本格的な流行。今後も患者は増える」とみている。

 さらに、7月末から10月27日までの入院患者の累計3746人のうち、14歳以下が3055人で8割を占める。

 厚労省の計画では、子どものワクチン接種は12月からだが、こうした状況から、前倒しすべきだという声が専門家から強まっている。日本小児科学会は重症児の3分の2は持病がないことから対策強化を求めている。日本産科婦人科学会内には「妊婦は予想外に重症例が少ない。むしろ小児の接種を優先した方がいい」という意見もある。

 日本政府は現時点では医療従事者以外は「2回接種」としているが、東京大医科学研究所の河岡義裕教授は「小児の接種が早められるかどうかは、(11月に始まる妊婦や持病のある成人が)1回接種でよいかどうか、ということとも密接に関係する」と指摘している。

さらに社会面(手元の新聞で38面)にも関連記事あります。
新型インフルエンザにどう対応したらよいか連載するそうです。
この連載アサヒコムでも見られるそうなので、朝日購読していない方で気になる方はそちらで見られますよ。