時間掛かってもいいよね

昨日通常国会、閉会していよいよ参院選挙です。
沖縄の基地問題、菅さん日米合意を遵守すること明言されました。
確かに、鳩山さんから代わって「県外」はいえないでしょうね。
もし菅さんが言い出しても、「県外」無理でしょう。
言っても米が同意することは無い。
結論を急ぐと言うことは、首相が交代して政治不信が膨らむだけ。
期待を膨らませた沖縄の方たち断腸の思いですね。
鳩山さんの時にはあんなに大騒ぎしていた報道関係も、
菅さんが「県外」引っ込めたことに対する批判、そんなに強くなかったように感じました。
実は、これを書いている私も、菅さんに「県外」実行して欲しいと思っていますが、
今言っても無理だろうと思っていました。
ですので「県外」出なかったこと、そんなもんかな、そう思いました。
今回の首相交代は、沖縄の基地・米も譲れない一線がある。
じっくりやらないと難しい、
これ誰もがわかった事実ではないでしょうか?
米の譲歩があれば、鳩山さん英雄になれたし、沖縄県民の長年の悲願がかなうことになります。
一国の首相の首を飛ばすことも辞さないその点、具体的にどの分部なのでしょう?
沖縄の基地を、県外・国外は今の国際情勢では不可能なのでしょうか?
鳩山さん、首相辞めてしまったから何もしゃべりませんが、今後もこの問題どの党が政権を担おうと考えないといけない問題だと思います。
次の衆院選挙出ないので、すっかり引退モードの鳩山さんですが、最期のお勤めあると思うのです。
せめて、米側とどのような交渉をして、どのような答えが帰って来て、断念したのか、明らかにして欲しいです。
(ここはいつもの主張になっています。)
首相を辞めなければならないくらい、追い込まれたわけですから私たちもその内容気になりますね。
沖縄の方たちの気持ちもさめることはないでしょう、民主参院選挙沖縄候補者いません。
沖縄の方たちに大きな負担かけていること、忘れてはいけませんね。
今の状態では、日本政府ギブアップなのでしょうが、
時間かけても、解決して欲しいです。


#後述
今、6月19日です。
昨日(18日)の朝日・朝刊オピニオン面(手元の新聞で17面)に、
鳩山さんのインタビューほぼ全面使って書かれていました。
残念ながら、asahi.comでこのインタビュー発見できませんので、この日の内容に関連のあった部分だけ引用します。
記者さんの質問

−だが紆余曲折の末、辺野古に戻ってしまいました。

鳩山さんの答えです。

「米側は徳之島に強く反対した。海兵隊の一部を遠くに移せば抑止力や機能の低下につながるという。海兵隊はトータルなパッケージとして機能させる必要があるので、一部を切り離すことはできない。すべてを沖縄から移すか、すべてを残ししかないと主張した。海兵隊の運用の仕方などは反論のしようがない。結局、二者択一になってしまい、すでにアセスメントを実施している辺野古を中心に考えるしかなくなった」

この米側とは誰なんでしょうね、オバマさんなのか、クリントンさんなのか。
米側の言い分、「一部を切り離すことはできない。」本当にそうなの?
向こうの言い分を検証して、反論する余裕も時間も無くて、言われたままだったのではないでしょうか?
国内の沖縄以外で海兵隊をすべて受け入れる土地探すのが一番ですね。
そうなると、すでに海兵隊がいる岩国にお金をかけて全部受け入れるのも1つの手段だと思います。
米側が、すべてが1ヶ所では危険というのであれば、一部切り離すこと可能かもしれません。
米側も日本の事情を理解しようとしていなさそう。
沖縄以外の国内で海兵隊受け入れる場所がなければ、日本から出ていっていただきましょう。
今の状況だと考えられませんが、北朝鮮の脅威を回避するため、中国と防衛協力を積極的に行っていくのも1つの手段かもしれません。
どっちにしてもなんかスッキリしませんね。
こんなこと書いていますが、私が見ている方向は、世界中から兵器・軍隊を無くすことです。


2010-06-19時間掛かってもいいよね(その2) - なんやかんや
別の記事も参考に続き書きました。