足柄茶

このニュース最初に出たの何時だったか忘れましたが。
驚きました。
それまで、
「家の庭で作った野菜だから安心」
なんていっていたのですが、足柄は同じ神奈川でも私の家を通り越してもっと西。
この時思ったのです、同じ量の放射能が降り注いでも、野菜によって含まれる量が違う。
後思っていたのが、放射能っていっても色々種類があって、今話題になっているのはセシウム
他の物質だって、問題のある物はあると思うのですが、あまり話題になりませんね。
測定する機器が無いのかな。
今日の朝日・夕刊1面トップは「内閣不信任案」でしたが、1面にお茶の記事出てました。
asahi.comリンクと引用します。
http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY201106010256.html?ref=any
http://www.asahi.com/national/update/0601/TKY201106010256.html?ref=any

茶葉の出荷規制、乾燥段階で対象に 放射性物質を検査
2011年6月1日15時2分


 神奈川や茨城など6県の茶葉から国の基準を超える放射性セシウムが検出された問題で、菅政権は1日までに生の茶葉を乾燥させた荒茶の段階でも検査し基準を超えた場合は出荷停止にする方針を固めた。お茶は生茶葉から乾燥させて湯で抽出し、飲み物になるまで放射性物質の濃度が変わるため、どの段階で規制をかけるかが焦点になっていた。

 農林水産省やお茶の産地の静岡県などは加工途中の荒茶の検査は必要ないと主張。一方、厚生労働省は乾燥して放射性物質の濃度が高まる荒茶でも、検査するよう自治体に求めていたが、静岡県などは荒茶の検査はしていなかった。荒茶の検査を経ていないものがすでに市場に出回っている。

生茶葉と荒茶の放射性セシウムの基準は、「その他」の食品として野菜類と同じ1キロあたり500ベクレル、葉から抽出した飲む状態の茶飲料は飲料水と同じ同200ベクレル。放射性ヨウ素の基準はないが、これまでほとんど検出されていない。これらをもとに出荷停止や摂取制限の判断をすることになる。

気持ちはわかりますが、危険な感じはしますね、

農林水産省やお茶の産地の静岡県などは加工途中の荒茶の検査は必要ないと主張。

怪しくても、はっきりさせずに怪しいまま出してしまおう。
って事なのでしょうか?
狭山茶で有名な、埼玉県お茶のセシウム、計測したのか?しないのか?
周りの県が計測して、問題ありなのに、結果が出てこないのも変。

でも、正直な所も良い。

生茶葉と荒茶の放射性セシウムの基準は、「その他」の食品として野菜類と同じ1キロあたり500ベクレル、葉から抽出した飲む状態の茶飲料は飲料水と同じ同200ベクレル。放射性ヨウ素の基準はないが、これまで検出されていない。

ヨウ素あまり騒がれなかったのは、機器が無いのではなくて。
基準が無いってこと。
これは、お茶だけなのでしょうか?
それとも他の食べ物もそうなのか?
福島の原発で色々な話見聞きしますが。
基準が無かったり、判断ができなかったり、で、推測するしかない部分多いと思うのです。
で、その推測が、きちんと推測だってわからなくて広まっていたりね。
風評被害で迷惑になった方も沢山いるでしょう。
基準があるセシウムにしても、野菜で食べるときなら、
洗って食べる、煮て食べる、焼いて食べるで、体内に入る量が違ってきますね。


ついでに書くとお魚、
こうなご、最初に問題になりました。
似たようなお魚で、今漁期に入った、シラス。
どうなの?
危険だとも安心だとも話が出ない。
農産物と違って水産物は基準が最初無かったですものね。
情報が無いのか?出ていないのか?
でも情報公開は大切だと思うのです。


今日の夕刊は前から言われていたことだけど、携帯の電磁波の危険性の記事も出てました。
http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT201106010023.html
http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT201106010023.html

WHO、携帯電話の発がん性リスクを警告2011年6月1日


 世界保健機関(WHO)によると、携帯電話から放射される電磁波ががんを引き起こす可能性があるという。

 WHOの専門組織である国際がん研究機関(IARC)は、米国時間5月31日に公開したレポートで、鉛、ガソリンエンジンの排気、クロロホルムと同じカテゴリーの中に、携帯電話の使用を今回加えたと述べた。正式には、携帯電話の電磁波は「発がんの危険がある」と分類されている。

 これまで、WHOのIARCは、携帯電話の使用による健康への悪影響はないと述べてきた。ロビー団体の米セルラー通信工業会(CTIA)を含むワイヤレス業界、米連邦通信委員会FCC)、米食品医薬品局(FDA)も、長年にわたり携帯電話は安全だと主張してきた。

 米国のワイヤレス業界団体であるCTIAは、今回の発表を受けてすぐに、WHOのIARCは携帯電話が確実にがんを引き起こすと述べたわけではないことを指摘した。

 CTIAの広報担当バイスプレジデントを務めるJohn Walls氏は、声明で次のように述べた。「IARCは数多くの調査を行っており、過去には、たとえば漬け物やコーヒーにも同じ評価を与えてきた。IARCによる今回の分類は、携帯電話ががんを引き起こすと言っているわけではない。IARCの規定の下では、偏見や他のデータ不備に基づいて結果を出した場合でも、統計的調査から限定的な証拠が見つかる可能性がある」

 CTIAはまた、IARCの判定が公表済み調査の検討に基づいており、新たな科学的研究の成果ではないことを強調した。

 「IARCの作業部会は、新たな研究を一切実施せず、公表された調査報告を検討しただけだ。FCCは、これまでの科学的根拠の評価に基づき、『携帯電話の使用ががんを引き起こし得ることを示す科学的根拠はない』と結論づけた。FDAもまた、『これまで有意な科学的証拠によって、携帯電話と何らかの健康問題が関連づけられたことはない』と述べている」(Walls氏)

 今回の発表を受けて、FCCの広報担当者は次のように述べた。「FCCは現在、健康と安全に関する各連邦機関の助言に基づいて、携帯電話が安全基準を満たすよう求めている。IARCは、あらゆる潜在的な健康リスクを明確に特定するため、またそれに応じてさらなる措置が必要かどうかを検討するために調査を進めることを勧告しており、われわれはこの勧告を支持する」

 IARCが今回フランスで開催した会議には、米国を含む14カ国から31人の科学者が参加し、携帯電話の安全性についてピアレビューを経た研究結果を検討したうえで、新たな判定を行った。IARCの科学者チームは、携帯電話の電磁波にさらされることは「人体にがんを引き起こす可能性がある」と懸念するに足る証拠を見つけたと述べた。

 IARCの科学者らは、携帯電話の電磁波ががんを引き起こすかどうかについて、何らかの断言をするに足る長期的研究が行われていないという、多くの専門家が長年述べてきたことを繰り返した。だが、電磁波への被曝(さらされること)と消費者が懸念すべき健康上のリスクとの関連を示すデータは十分にあるという。

 南カリフォルニア大学の教授で医学博士のJonathan Samet氏は、5月31日に発表した声明の中で、「証拠は、まだ積み上げている段階だが、結論と(グループ)2Bへの分類を支持するのに十分なほど有力だ。この結論は、何らかのリスクの可能性があること、またそれゆえに、携帯電話とがんのリスクの関連性を注視し続ける必要があることを意味する」と述べた。同氏は、研究結果を検討したIARCの作業部会の議長を務めている。

 IARCは、携帯電話の使用に関する新たなガイドラインをまだ発表していない。だが、IARCのディレクターを務めるChristopher Wild氏は、懸念する消費者は被曝を軽減するために予防措置を講じるよう提案するとともに、さらなる研究の必要性も強調した。

  Wild氏は声明の中で次のように述べた。「この分類と検討成果が公衆衛生にもたらす潜在的な帰結を考えると、携帯電話の長期的な多用について調べるため、さらなる研究が実施されることが重要だ。そうした情報が得られるまでの間は、ハンズフリー機器やテキストメッセージなど、被曝を軽減する現実的な手段を利用することが重要だ」

 IARCは声明の中で、10年間におよぶ「Interphone」研究の成果として公表された最近の論文を含む、数百件の科学論文を検討したと述べた。

携帯も、これだけ普及して、後からこんな話出てきます。
これを読んで携帯今から使わなくなる人どれだけいるでしょう?
食べ物と、携帯一緒にはできないのもわかりますし、
放射能は、天災の名を借りた人災、
携帯は便利さを追求のあまり、その安全性をきちんと確認しないで皆が使っている。
あれ?
ここまで書いたら、原子力発電も似たような感じになってきますね。^_^;
でも、大きな違いが、原子力の「安全神話」なのだと思います。
携帯「安全だ」って言っていないですよね?たぶん。



隠している部分もあるのかもしれないし、私たちにあらぬ不安を与えてはいけないってこともわかるのです。
でもね、わかっている事実は教えて欲しい。
疑心暗鬼より良いです。
色々な調査や検査も、結果を恐れずにやって欲しい。
それでね、解釈ができない部分、
「こういう事実があるけど、今後それがどういう影響があるかわからない」
って事で良いと思う。
おろかな事をしてしまった、私たちが、その事実をきちんと後世に残していく事はとても意義のある大切な事だと思う。
こういう失敗を人類が繰り返さないようにね。
覚悟を求めるのであれば、最悪のシナリをはこうだけど、
こういう回避策を行っているとか、
皆さんがこういうふうにすればまだまし。
っていうのもありだと思います。


明日、政局がどうなるか?
ってあるけど、
残念ながら誰が首相になっても、こういうことができなそうな気がします。


この件チョット書くと、
菅さん辞める必要は無いと思う。
でも、「私がやめることで、皆さんが協力してこの国の復興が上手く行くのであれば辞めます」
ってな感じで、首相だけでなく、議員さんも辞めてしまう。
そういうのも、生き方としてありだと思う。

でも、菅さんを引きづりおろそうとしている人たちにこの国を任せていいのだろうか?
そういう疑問が大きい。
自民党内で、明日内閣不信任決議案に棄権ではなくて、堂々と反対する人出て欲しい。
民主は割れるのわかっているから、自民も割れて、個人が自分の思うところによって投票するいいきっかけになれば良いと思っています。