小笠原行き高速艇になるはずだった。

今日の朝日・朝刊1面トップ。
見出しです。

消費税2〜3%ずつ引き上げ 内閣府財務省

他の1面記事も、

君が代訴訟、起立命じる職務命令「合憲」 最高裁初判断

オスプレイ普天間配備容認方針を通知 菅政権、沖縄に

興味ある内容が3本並びました。


東日本大震災があって、多くの方が寄付した事と思います。
寄付だけでなく、国としてしっかり復興して欲しいですから。
国債に頼る財政ではなく、
きちんと無駄に出るところをしっかり押さえて、
と言う条件はどうしてもつけたいですが、
消費税上げる事、容認する気持ちになっている私です。


で、無駄な税金、ということで思い出しました。
古い話ですが、5月18日の朝刊に、橋下知事大阪維新の会の「学校行事で君が代斉唱の際、起立と斉唱を教員に義務づける」という記事の近くに、
国の予算で、小笠原航路に就航予定だった高速艇が、運行会社が経費がかかって採算が取れないので、運行中止になって、係留されていた。その船が、被災地で活躍する事になった。
なんて記事出ていたの思い出しました。asahi.comうまく見つけられなかったので、他の記事リンクと引用します。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110514k0000m040098000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110514k0000m040098000c.html

超高速船TSL:被災地支援へ 就航計画頓挫から「出番」

被災地支援のため石巻港に向けて出航する「テクノスーパーライナー」=三井造船提供 国土交通省の高速船プロジェクトの一環で05年に建造されながら、原油高騰で東京−小笠原路線の就航計画が頓挫した超高速船「テクノスーパーライナー(TSL)」(約1万4500トン)が14日、東日本大震災の被災者を支援するため、三井造船玉野事業所(岡山県玉野市)から宮城県石巻港に向けて出航する。17日から今月末まで停泊、被災者に個室や食事、シャワーなどを提供する予定。6年間も係留され、“宝の持ち腐れ”状態になっていたTSLにようやく出番が回ってきた格好。

 TSLは89年に始まった旧運輸省主導の国家プロジェクトとして、「海の新幹線」を目指して開発された。03年に小笠原航路への実用化が決まり、約110億円をかけて建造されたが、運航会社が「燃料費が高く採算が合わない」と受け取りを拒否。プロジェクトは頓挫した。

 船を所有する三井造船は、被災者に船内の個室を宿泊施設として開放、1日最大181人にバイキング形式の食事などを無料提供する。三井造船は「被災者支援に役立てば、船にとっても幸い」としている。【寺田剛】

これ、作るのに税金使って、現在は使っていないのに維持費がかかっている。
こんな無駄なお出費これからはしないように注意して欲しい。
そうか、これって、自民党政権時代ですね。
管さん、不信任どうなるかわかりませんが、
政権交代で、こういう無駄な予算削って必要なところにしっかり使う事、期待していました。
実際実行に移したのでしょうが、上手く行っていないように感じます。
有権者も、今回の震災で意識が変わっているので、票の為のバラマキ予算は要らないから、この国の将来にしっかりお金使ってください。
asahiが載せた、この船の動画、ユーチューブで発見しました。


ウィキペディアでこの船の開発経緯とか出てました。
引用しませんが、リンクしておきます。
テクノスーパーライナー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC


技術的にもすごいみたいですけど、何とか生かす方法は無い物でしょうか?
もったいないです。