三並夏さん

三並夏さんの「平成マシンガンズ」読みました。

平成マシンガンズ

平成マシンガンズ

以前図書館で、未読の三田誠広さんの本探していて発見していました。
借りなくても110Pの本なので、「図書館で読めばいいや」って借りませんでした。
今日午後の仕事が、先方の都合もあって30分で修了。
その分明日することになったのですが、思い出して図書館へ2時頃到着。
読んでいたら眠くなって結局借りました。
この作品2005年第42回文藝賞受賞作。
中学3年生で受賞。
ということで話題になった作品です。
15歳。
書ける人は書けるのですね。
若いからって押さえないで、全開必要だと。
出来る人は出来る。出だしから文章感心しました。
三並夏 - Wikipedia

高校受験を控えているということを理由に、本名・生月日等、詳細なプロフィールは非公開(ただし、受賞会見や雑誌およびネットでのインタビューでは顔を出している)としてデビューした。現在もプロフィールは非公開のままである。

との事、本になっているのはこの作品だけですが、

『嘘、本当、それ以外』(『文藝』2010年春季号)
『四つ目の椅子』(『文藝』2010年夏季号)
『穴』(『文藝』2010年冬季号)

去年受賞後5年ぶりの新作続けて3作書かれていますね。
大学生になられているのでしょうか?
中学生で世に出てしまって、将来作家になる以外の道だってある。
可能性は色々あるのだから、色々な事に縛られたり、することなく、自由に伸び伸びと今後自分の持っている資質を伸ばせたらいいですね。


ついでに、
この時「窓の灯」で文藝賞同時受賞された、青山七恵さん。

窓の灯

窓の灯

2年後芥川賞受賞されています。
ひとり日和

ひとり日和

2007-02-11河出二人娘文藝春秋大露出 - なんやかんや