民主のボトルネック

民主の代表戦の件です。
菅さん昨日辞任の会見されました。
思ったように国政を運営できなかった事と思います。
震災という非常時でも、政治は何をやっているのだか?
そんな思いです。
菅さん一瞬で過去の人、次の党首選挙です。
これも投票権あるの国会議員だけ、

27日告示、29日投開票

本当に短期決戦。
一国の首相こんなん選んでいいのか?
そう思いますが、たぶんそれでいいのだと思う。
時間をかけて論争してもしなくても、
候補者の政策とかで首相決まるのではなく。
数を持っている人を味方につけた人が勝つ。


この論理、先の党首選で菅さんが小沢さんに勝ってから崩れつつある。
今回、前原さんを小沢さんが支持すれば、次期首相それで決まりでしたね。
小沢さん、前原さんが言うことを聞いてくれないと判断したようで、海江田さん支持表明しました。
小沢さん、海江田さんよりもっと顔になる人、担ぎ出すと思っていました。
でも無理だったようです。
ただ、努力はしていたようで、

輿石東参院議員会長や西岡武夫参院議長

の名前が挙がったようです。


この現状ですが、
もし、前原さんを小沢さんが支持したとして、
反小沢・親小沢を超えて民主まとまった感じでます。
でも、結局小沢さんが内部にいるということで、「幹事長ポストが」とかいうことで、
前原さんも思うような政権運営は出来なのではないか?
そんな気がします。
報道も、民主一本化、と言いつつ、結局前原・小沢の内部抗争書きたてそうです。


海江田支持は、反小沢・親小沢で民主内部抗争分裂もはらんでいますが、
ここで小沢さん支持の海江田さんが当選できなければ、小沢さんの影響力が薄れ、分裂への勢いはなくなると思います。
小沢さん含め、一本化しようが。
分裂していようが、小沢さん。
この一点に注目がいってしまう。
報道する側もそこに集中していますが、ここが民主のボトルネックですね。
そんなに報道集中する必要があるのか?
疑問です。


小沢さん選挙区岩手。
被災地です。
岩手県知事も、小沢一派の元国会議員です。
報道されていないだけなのかもしてませんが、被災で活躍している感じがない。
豪腕小沢、のイメージあるのですが、小沢さんが政権の中枢にいたら、被災地の実情に合った政策が次々と実行される。
そんな感じしませんね。
いま、そういう表で活躍できる状態ではないから。
そうとも言えますが、ではなぜ党首選になるとこうも名前が出るのか?
結局、政治と民意の距離を感じる事になります。


今回の党首選、結果はどうでもかまわないのです。
大切な事は、民主党内で争い、国会内で与野党で争う。
それが政治で、政策が実行されない。
そこの解決を望みます。
私は、意見を最初から1つにまとめる事なんか全然必要ないと思っています。
最初は、各政党を超えた個人で様々な意見を出し合って、つかみ合いのけんかでも何でも国会でやったらいい。
そこから、お互いの意見の違いを知り、良い点と悪い点話し合って、改善して、政党を超えた政策を実行推進。
これをやって欲しい。
民主・自民の連立は完全否定していましたが、
自民が政権に入らないと協力できないというなら、連立したらいい。
政治の空白、空転で、国内・国際・ついでに国債*1、問題の解決に時間をとってしまうことはいい加減にやめてほしい。

*1:こくさいで変換したら国債が先に出たので、本当に書きたいのは国際ですがなんかシャレてみたくなって書いてしまいました