後述 教育維新か 暴挙か

今日の朝日・朝刊読みました。手元の新聞で2面に、

教育維新か 暴挙か

の見出しで、橋下さんの「大阪府教育基本条例案」に対する関連記事が出ています。
記事から一部引用します。

 不信を爆発させるきっかけが、就任1年目に公表された全国学力調査都道府県別成績。大阪府は平均を大きく下回り、知事は市町村教委にプレシャーを与えようと市町村別結果を公表するよう要請。ところがほとんどの教委が「過度の競争をあおる」「現場が混乱する」と動かない。

確かに、この問題ありました。
「大阪の成績が悪いから何とかしよう」
知事がそう思うのは当然だと思います。
市町村教委だっていいとは思っていないでしょう。
その方法をお互いに良く話し合えばいいのに。
ただ、大阪の市町村教委もなんか空気が停滞していて、改革に向けて積極的に動く感じしませんね。
せっかちな橋下さん我慢が出来なかったのでしょう。
確かに、国政を見ていると、私が見ても、
「こんなにのんびりやっていて良いのか!」
と思う事あります。


停滞した組織。
国会思い出します。
でそんな、グータラな議員さんたちがまた当選してしまう事。
問題ありますね。
議員さんたちは、次の選挙までに結果が出ないと落選。
そんな危機感必要なはずなのに、
日本の議員さんは、復興よりも、解散総選挙を優先している政党があったりで、どうしょうもない。
結果が出せないのだから、本来皆さん落選です。
そこを考えると、任期がキチッと全うできるのに、次の選挙に向けて早くも危機感を持っているオバマ大統領。
このギャップは、日米の国民性の問題なのか?選挙制度の問題なのか?
そういった意味では、
橋下さんのスピード感魅力ありますね。
橋下さんからみたら、大阪の市町村教委も日本の国会のような空気が醸し出されているのかもしれません。
でも、橋下さんの方法はやっぱり危険。
橋下さん、こういう、
「一方的な方法を取らずに、対話を元に停滞した組織を動かす事ができれば」
日本の救世主になれるかもしれないのに。
もったいない。
だから、再度書いておきます。
橋下さんの今の方法は危険すぎます。
橋下さんが間違った時に、誰も止められず暴走してしまいます。
改革支持しますが、方法を再考して欲しいです。