審議を尽くしても

今日の朝日・朝刊も夕刊も1面大見出しは、
安保法成立
朝刊は、AM2時では締め切りに間に合わなかったのでしょう、見出しの文末に「へ」が着いています。


「審議が足りない」
と言う意見があります。
私だったら、この法案の成立を目指している方と、話し合ったとしても、
説得されることも無く、反対の立場が変化することは無いと思うのです。
審議は時間の無駄だと。
この問題は、賛成でも、反対でも、その人が根本的にそう思っているはずなので、理解しあうのは難しい気がします。


さて、今日言いたいのはココからです。
朝日夕刊によると、

自民党公明党、次世代の党、日本を元気にする会、新党改革が賛成

とあります。
反対した人は1人もいないのでしょうか?
根本的な問題だと思うので、賛成票入れた中には、反対の人もいたと思うのです。
たぶん、審議どころか雑談もほとんど無かった状態で、党の決定に従って賛成票入れたのでしょうね。
誰がそうなのかはわかりませんが、
「長い物には巻かれろ」
「大人の対応」
そんな人たちが国政を動かしていることが私は悲しい。
反対票、何人か入れて欲しかったな。
党から除名覚悟でね。


勿論、反対した党の中から賛成票入れる人がいても構いません。
国会で自分に正直に生きて地位や権力を手にすることが難しいことを、
地位や権力にしがみついて、自分をまげて従う所を、
あまりにおおっぴらに子供たちに見せないで欲しいよね。
理想が見えない。
今は反対しても、警察に捕まったり、言論が封じられることも無く、デモだって出来ます。
皆、気が付いていても、国の流れが止められません。
小選挙区は死に票が多いこと知られていますね。
調べていないのでわかりませんが、
選挙で選ばれた議員さんたちの、全得票数合計しても、選挙権者の何%になるのか?
まして、賛成票を投じた議員さんたちの得票数がどの程度のものなのか?
さらに、賛成票を投じた議員さんに投票した有権者が、今回賛成票投じたことに納得しているのか?
それとも、投票したことを「しまった」と思っているのか?


次の選挙で又この国を変えましょう。