飛浩隆さんの短編集「自生の夢」読みました。
- 作者: 飛浩隆
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本
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昨年11月に久々の新刊で読もうと思っていました。
アゴタ・クリストフさんの「悪童日記」読んだ翌日なので文章難しく感じましたが読んでいるうちに慣れて来ました。
作品に登場する、気になる音楽検索します。
158P「自生の夢」部分
素晴らしい音質でゴルトベルク変奏曲が流れ出す。「ありがとう。グールドでは無いね。しかしこれはこれで素晴らしい演奏だ。とても―なんというか人間らしい」
何か最近村上さんがらみで聴いたような??
はいそうでした。
2017-08-06 みみずくは黄昏に飛びたつ - なんやかんや
再度引用。
ついこのあいだ、うちにあるバッハの「ゴルトベルク変奏曲」をいろんな演奏家で聴き比べてみたんです。十五枚くらいのディスクを。で、グレン・グールドの演奏って、他の奏者のものとは圧倒的に違うんですよね。実に孤絶しているっていうか。どこが違うんだろうってずーっと考えてきたんだけど、やっとわかったのは、普通のピアニストって右手と左手のコンビネーションを考えながら弾いているじゃないですか。ピアノ弾く人はみんなそうしてますよね。当然のことです。でもグレン・グールドはそうじゃない。右手と左手が全然違うことをしている。それぞれの手が自分のやりたいことをやっている。でもその二つが一緒になると、結果的に見事な音楽世界がきちっと確立されている。
ディスクを聴いただけで村上さんここまでわかるんですね。
聴いたみたくなりますよね。
グールドさんの演奏凄く知られているのですね。
256P「はるかな響き」部分
ブラームス間奏曲作品117番の1番
257P
シューマン謝肉祭
シューマン森の情景第1曲「森の入り口」
第7曲予言の鳥
さて今朝、
その後気になるので、3部作の1作目ということなので、残り2作品読むことにしました。
と書いたのですが、昨日読んでいて急に思ったのでまだ手元に本がありません。
今回は「悪童日記」と「自生の夢」2冊既に借りていました。
明日借りてきます。