闘いとエロス

森崎和江さんの「闘いとエロス」読みました。

今入手可能なのはこちら。

図書館にあったのは1970年初版のこちら

 

ja.wikipedia.org

 

石牟礼道子さんのお話にも登場するし。

松下竜一さんのお話にも出てきます。

谷川雁上野英信らと文芸誌『サークル村』のメンバーです。

supiritasu.hatenablog.com

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九州の炭坑のお話です。

皆さんもご存じのように、炭鉱は全国的にほとんど閉山になっていますね。

滅びるのがわかっている中での闘いが書かれています。

スメラミシング

小川哲さんの短編集「スメラミシング」読みました。

 

新刊出ているの気が付きませんでした。

もう一作出ていますね。

NHKでドラマにもなっててこれから放送されるみたいです。

www.nhk.jp

図書館で予約しましたが、放送の方が先になりそうです。

見てから読むになるかな?

活動寫眞の女

浅田次郎さんの「活動寫眞の女」読みました

 

この作品1969年の京都が書かれています。

この年、東大が学園紛争で入試を中止しました。

主人公の三谷薫さんは東大受験を諦めて京大の文学部に入学します。

 

私、この年度と主人公の薫の名前を見てピンときました。

 

庄司薫さんの「赤ずきんちゃん気をつけて」

この作品時代は一緒。

主人公名「薫」も一緒。

但し、薫君は京大を受けることなく、浪人生活を送っています。

庄司さんは1969年の1年間をこの作品含めて4作品にしています。

 

浅田さん、わかる人にはわかるけど。

みたいな感じで「活動寫眞の女」書かれたのではないでしょうか?

 

AIに聞いてみたのですが、残念ながら、私の推測を認定するような根拠は見つかりませんでした。

三谷薫君京大辞めて、翌年の東大受験すること作品にかかれています。

薫君は四作品読んでも、翌年東大受験するとは書いていなかったように思います。

ただ庄司作品の薫君は翌年の東大受験しないかも、とも思えます。

受験するかもしれませんが。

庄司さんどうするつもりでいたのか?

作品中のこととはいえ、想像は自由ですね。

 

「活動寫眞の女」京都が舞台で、私、京都の南区八条に2年8か月ほど住んでいたので、 土地勘があり、作品に出てくる場所が具体的にイメージできます。チョット自慢かな。

東京と違って京都は範囲が狭いのと、そのうち転勤するのがわかっていたので積極的に京都見てまわったのが良かった。

取引先も花見小路にあったり御所の近くにあったり恵まれてました。

 

 

 

母方の墓参り行きました。ついでに色々でメインは赤沢宿

道志道の駅紅葉してます

道志

山中湖と富士山

道路走ってるだけで紅葉見えます。本栖湖向かってます

もう1枚

本栖湖撮影スポットなので人いっぱい

本栖湖光線入ってます

道の駅下部

見神の滝

見神の滝、見てる私だけ。早川町です

雨畑湖

雨畑湖こんな感じの道路です。

雨畑湖

吊り橋もあります。

当然渡ります。無料です。

下を見ると

左見て

右見て

橋の途中

渡り切って振り返り

渡った先の景色。吊り橋も写ってます

渡った先の景色

渡った吊り橋で帰らないと帰れません。

帰りも1枚

赤沢宿(本来の目的地です。道間違えて雨畑湖の方に行ってしまいました)

ここも紅葉してます

このお蕎麦屋さんで遅い昼食

営業2時までですが、2時数分すごましたが私一人のために作ってくれました。これで700円お蕎麦美味しいです。

食べていたらお店の人がサーブビスでかき揚げ出してくれました。

こんな道を歩きます。登山者も歩いてました。身延山から下りて来たそうです。

何をしていたかというと、母方の墓参りしていました。

母は11月1日生まれ誕生日と母の日は母方のお墓参り行ってます。

母の日は一緒に行ったのですが、今回は行きたくないと前日に言い出して、当日も説得できず。一人で行って来ました。

希望の国エクソダス

村上龍さんの「希望の国エクソダス」読みました。

 

2000年の作品です。

書かれた当時話題になっていたのですが、今になって読みました。

龍さんものすごい想像力と発想力です。(もちろん取材力も)

こんな世界を考え付くなんて凄い。

龍さん率先して実現に向けて動いていたら25年後の今のこの閉塞感は何とかなっていたのでは。

なんて期待を持ってしまします。

 

 

日本はこの25年何をしているのでしょうか?

こっちも読みたくなりました。

 

 

戦場で笑う

横田徹さんの「戦場で笑う」読みました。

 

この作品も朝日の書評欄で見つけました。

ただし選者が選んだとういわけではないところで紹介されていました。

出版社、朝日新聞出版ですので身内ですね。

 

ウクライナの現状どこの作品より表現されている気がします。

全部読んでないのにこういう表現は不適切だと思いますが。

横田さんフリーの戦場カメラマンですし、取材の苦労もわかるので許されるかなと思います。

 

ウクライナの思ったような終戦になること望んでいますが、この作品読んでいると、なかなかそれは難しそうな気がします。

作者の視線共感持てました。