小泉内閣が出来た頃よく話に出ていましたね、
「構造改革をやる」って、
私は無知だったもので、
構造改革って物があるのかと思っていました。
でも実際は、読んで字のごとくで、
構造を改革すること、
もう少し具体的に言うと、
「権力や、富を優先的に得ている層からの一般への富の開放」
もっとわかりやすく言うと、
「既得権を得たものがそのままでいたのでは景気がよくならないので、
景気の回復のために既得権は無くしていくぞー」
ってことだったと私は理解しています。
「構造改革をやる」って言ってたころは、
具体的に何をするかあまり話には出ていなかった気がします。
具体的に話すと、話が長くなるし、
何か変わりそうって感じがあれば良いのだから、
キャチフレーズとしてはOKですね。
でもそのメインが郵政民営化ですね。
でも民間ではとっくにそれが行われていました。
不景気と銀行による借金返せ、追加融資はいたしません、
はその引鉄になったような気がします、
そごうなどの大企業も倒産し、銀行自体も合併しています。
生き残った企業も大量にリストラして、
給料泥棒のお父さんたちがたくさん辞めさせられました。
会社は辞めてほしく無いのにもかかわらず、
実力のあるお父さんは、これがチャンスと、
さっさと早期優遇の退職金＋高級優遇の転職をしていったりもしました。
いま55〜60歳で会社に高級取りで残っている方々は、
本当に仕事が出来る超エリート揃いなのだと思います。
だから、団塊の世代の定年が、企業にとって大変なことになるのでしょう、
そんな有能な人材なかなか探せませんから。
で問題は、国などの公共関係の構造改革です。
とりあえず官庁は、厚生省＋労働省＝厚生労働省
みたいなことをやって。
地方は市町村合併をバンバンやってましたね。
これってどのくらいの経済効果があって、
どのくらいの経費の削減になったのか？
私の勉強不足かも知れませんが、全然解りませんね。
そういった流れの中で、
外務省・社会保険庁とか警察のお金の使い方が問題になったり、
大阪市役所もかなり問題になりました。
こういうのが表ざたになっているのは小泉内閣の良いところですね。
最近の道路公団の談合問題では逮捕者も出ています。
これも中央の建設省でかかわってる人はいないの？
って思ってしまうのは私だけなのでしょうか？
この部分も含めて、もう一つ利権構造が根っこまで赤裸々になってないような気がします。
建設省と書いてしまったが今は国土交通省ですね。
三和銀行は今何銀行？
みたいに官庁と銀行の今の名称クイズになりますね。
効果の方はともかくとして、やるときゃやってますね小泉首相。
でも中国や、韓国と仲良くするために靖国神社行くの辞めても良いんじゃない、
たった一人の人間のエゴで、
大事なアジアでの日本企業の経済活動の足引っ張ってどおすんの？
とか思います。
でも人間として、色々な人に何のかんの言われても突っぱねて進んでいく姿には、
感動します。
いくら日本国の首相と言えども、
相当な強風の中で立つだけでなく戦っていらっしゃることと思います。
「もうちょっと回りをみて考えないと」ってほんと普段人に言わ続けて、
「いや良いんだ」ってなことを言っている私が。
思わず「もうちょっと回りをみて考えないと」って、今言ってしまいます。
かっこよすぎて参ります。
でもどうか日本を良い方向に導いてください。
皆が幸せになれる（これって難題ですね）構造改革お願いします。
でもそのご自身の美学を通すかっこよさが気になります。
でも個人個人も国が何とかしてくれるのを待っているのではなく、
自分で飯を食えるよう構造改革は必要でなのでしょう。
内容はそれぞれ自分に合った方法でね。
でもそれを見つけるのも大変ですね。
おっと弱気になってはいけませんね。
そうしないと貧しいものは自分も子孫も貧しく、
富める者は、自分も子孫も豊かって言う、
生活レベルの階層化が今まで以上に進んでしまいます。
