ジェスロタル

今回ワイト島のDVDで初めて演奏しているところ見ました。
このバンド今も活動続けているようで、
今年来日しているみたいです。
バンドの結成が1968年なので、
イギリスのチャートは詳しくないのですが。
ワイト島の時はまだ売れ始めってとこでしょうか。
アメリカでは69年に最高20位、
70年に最高11位、
この時点でアルバムチャートに2枚入れています。
出ている4人も結成時のメンバーだと思います。


その後1972年

ジェラルドの汚れなき世界 (紙ジャケット仕様)

ジェラルドの汚れなき世界 (紙ジャケット仕様)

で2週1位
1973年
パッション・プレイ(紙ジャケット仕様)

パッション・プレイ(紙ジャケット仕様)

で1週1位とアメリカでも売れて人気バンドになって行きます。
この2枚とも5年くらい前にCD買いました、
(残念ながら後追いなのでレコード持っていません、
社会人になってお金を稼ぐと趣味に投入するお金にも恵まれますね)
どちらもアルバム1枚通して1曲という編成になっています。
ジェスロタルは分野としてはプログレッシブロックの分野になるみたいです。
ただ、すごい個性的なバンドで、
ピンクフロイドやイエス的な音を期待していると外します。


このバンドの売りは、ヴォーカルのイアンアンダーソン!
この一言に尽きます。
彼の才能でバンドを引っ張っている感じです。
ドアーズのジムモリソンみたいな感じですね。
ジムモリソンは破滅的ですが、
イアンアンダーソンはワイト島のDVDの解説によると、
本業が漁師だそうです。
ビルボード1位のアルバム2枚も出して本業漁師ですよ。
かっこいい。
こういう人は破滅的な生き方しませんね。


私はプログレっていうと、
シンセサイザーを使った音作りしているバンド大好きです。
どのくらい好きかというと、キーボード弾けもしないのに、
学生時代に肉体労働で額に汗して稼いだお金で、
自分でシンセサイザー買って、
自分好みの音作りするぐらい好きです。
(ここ10年以上ご無沙汰してますが。)
ジェスロタルはシンセサイザーメインではありません。
だいたいバンド結成時にはキーボードいません。
その後キーボード、メンバーに入りますが、
プログレ的な使いかたはしていません。
イアンアンダーソンのボーカルとフルートが売りですね。
ですから、上記2枚のアルバムも長い曲ですが、
歌とフルートきっちり入っています。
ミックジャガーでも歌ってないときは、少しは休めるでしょうが、
イアンアンダーソンは、歌いながら、フルートはまずふけないでしょうから、
歌がなきゃ、フルート吹いて休み無しの多忙なステージですね。


ワイト島DVDでは時間短いのですがその個性は十分に見る事出来ます、
ステージ派手でかっこいいみたいです。
芝居がかったことをやったりすることもあるみたいです。
イアンアンダーソンの有名な片足あげながらフルートを吹くシーン
(狂喜のフラミンゴと呼ばれているそうです)
はワイト島でも見ることが出来ます。