パッション

CATVでパッション見てしまいました。

パッション [DVD]

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映画評で賛否あったの知っていましたが、
個人的には賛です。
ただすごいですねこの映画、
メルギブソン、これ世間がなんと言おうと、
こういう形でキリストの最期を映像にしたかったのだと思います。
とても志の高い映画ですね。
出来るだけ事実に(これも賛否ありそうですが)近く撮るとなると、
こういう映像にするしかなかったような気がします。
なにもここまで、って気もしますが、
メルギブソンさんここまで描きたかったんだと思います。


日本に生まれて、しかもキリスト教的教育を私は全く受けていません、
(宗教がらみの学校にいままでかかわっていません。ミッションスクールっていうとこですね。仏教系も神道系もかかわっていません)
日本人って、宗教的にほんと自由な国民なので不自由ほとんど無いですね。
月神社行って、死ぬときほとんど仏教で、何だか知らないけどクリスマス祝ってますね。
これって私は、良いことだと思っています。
世界中で、こういういろんな宗教を許せる国ってどの位あるのでしょうか?
でも世界で封切るハリウッド映画でもキリスト教の素養がないと理解できないことありますね。
日本の作品で驚いたのは、新世紀エヴァンゲリオンぐらいです。

出てくるシトって「使途」で全部聖書に絡んでいますし、
死海文書とか出てくるし、私全く素養が無くて、
後からこのアニメの奥の深さに驚愕しました。


で話変戻して、パッション見てメルギブソンすごい人だと尊敬してしまいました。
映画見て尊敬したの、レッズのウォーレン・ベイテイ以来です。
「レッズ」はまぞう出ないですDVDでもビデオでも。1981年のアカデミー監督賞本人が取ってるんですけどね。このときの作品賞は別作品で「炎のランナー」でした。)
パッションは宗教的、レッズは政治的ですがどっちも役者さんが、強い意志をもって自ら監督した作品ですね。