差別と区別

差別は良くないです。当たり前です。
区別は必要な時もありますね。
雇用機会均等法で、看護婦→看護士になったり、
女性の深夜労働が認められたりしていますが、
男女の区別必要なことは仕方ないでしょう。
お風呂が全部混浴になって、喜ぶ男性は多いかも知れませんが、
それって、女性に風呂屋に行くなって差別になってしまいそうです。


差別か?区別か?判断難しいものの1つに、
「能力別クラス編成」ってあるような気がします。
賢いクラスは問題ないのですが、
賢くないクラスの生徒の気分しだいで、
差別にも、区別にもなってしまいそうですね。
本人の努力しだいで、クラスが上に上がれるシステムがないと、
完全に差別です。
テストの度にクラス替えが原則になりますが、
授業の内容がクラスによって、違うことになると思いますので、
上がっても上がったクラスで大変そうです。
落ちてきた子は、下手をすると上がるために自分のクラスの勉強ではなく、
もっと違う勉強をしてしまうかもしれません。
学校側に差別意識なくても、
生徒の側に差別意識は出そうです。
それでも生徒がすねないようにするには、
全科目能力別にするのも手かも知れません。
科目Aは一番上のクラス、科目Dは一番下とか、
アインシュタインタイプも尊厳が保てそうです。
わからない授業を聞いているより、
自分が理解できる授業を聞いて、
しこしずつでも進歩した方がいいに決まってますね。
能力別クラス編成は、下のクラスが、
生徒も、先生も前向きに出来るかどうかに掛かっていそうです。
でもプライドの強い子にはむかなそうです。
春なので予備校のCMでそんなこと謳っているのありますね。
皆がわかる教育という理想は難しそうです。
私はやったことありませんが、公文はその辺上手だと思います。
同じクラスで、皆がそれぞれのレベルに合わせて違うことやってますね。


私立の学校にお金を掛けて行かせれば、
ある程度能動的に選択肢の中から選べますね。
問題は公立の小・中学校ですね、
私の知り合いも娘さんを、地元の公立中学があまりよくないので、
私立に入れていました。
これは差別になってしまいますすね。
公立をどのようにしたら良いのか?
いい案は浮かびません。
こういうところは、日本の将来のためにお金使っても良いと思います。
ちなみに私は大学以外は公立です。