殺せば良いのか?

松本(麻原)さんの件です。
弁護側は、死刑にならないって事を目的としたのでしょうか?
そのために麻原さん必要なこと語らなかったのか?
それとも本当に変なの?
そこの所どうもはっきりしません。
でもはっきりしない中で、
変じゃないって結論(被告が訴訟能力あるってことです)出てしまいました。
厳密に言うと訴訟能力あり、の結論先に出ていて、
それを元に裁判打ち切りの決定が出ています。
弁護側の作戦失敗って事になります。
被害者や、国民の中にも「あんなやつ殺してしまえ」って意識ありますね。


殺せば良いのか?


私は以前にも書いたように(2005−10−6)死刑制度には反対です。
だからっていう部分確かにありますが、
「真実が知りたい」と思います。
麻原さん変だから真実語らないかもしれません、
死刑が確定してもし演技で変を装っていたとして、
本当に真実語った時に、その事実は表に出てくるのでしょうか?
それともその時になって、麻原さん変だから戯言ですみたいな、「訴訟能力あり」の決定に反するような話には、いまさら出来ないですよね?
でもそうなると真実は表には出て来れないって事になりますね。


こんな空想いくらしても、殺してしまったら何も聞けません。
麻原さんの弁護団「真実を語らないこと」を目標にしたのでしょうか?
そして検察側も「真実を公にしないこと」が大切だったのでしょうか?
「弁護側と検察側の意思がそこで一致していた」なんて思いたくありませんね。
オウムの事件って本当は奥がものすごく深いのかも知れません。
麻原さんに全てを語らせたくないくらいに。


奥の深さと言うことで、村井秀夫さんが暗殺されていることも気になります。
なぜ殺されたのか?はっきりしませんね。
奥が深くないことになっているのかもしれませんが、
「彼は全てを知っていて、しかも語れたので殺された」
って考えることもできそうです。
このままでは「闇から闇」です。
「臭いものに蓋」です。