東芝

原子力ネタです。
最近多くなっていますが、
こんなに多くなると私自身思っていませんでした。
2006−4−8に東京電力が、
この石油高騰時に今月から電気料金値下げしてすごいな〜
って話書いていて、
40%ぐらい原子力発電による電力使われている事知って、
そんなに使ってるんだ〜って驚いた。
って事から始まっています。


昨日の朝日新聞東芝さんが、原子力発電所に納入した流量計の試験データを改ざんしていた問題で、11日に東北電力東通原発1号機で新たに改ざんがあったと発表した。
との記事がありました。
これで改ざん見つかったの3基目だそうです。
他の原発5基や火力発電7基でも一部にデータ補正や削除の痕跡が見つかった。
そうです。
(正直な所、流量計のデータの改ざんによって、何がどのように危険なのかよく認識できていません。電力を作るための燃料をどの程度炉の中に入れているか、のデータの改ざんって事でしょうか?)


一度原発書くとこういう記事にすぐ目が行ってしまいますね。
今までも原発、記事になること多かったのでしょうか?
私、以前にも書いたように安全性確保(これが既に難しいのかな?)
の上で原発容認の気持ちあります。
ただこうなってくると、「改ざんが日常茶飯事なの?」
って思ってしまいます。
ちっとも安全じゃないジャン。
って感じですね。


今日のタイトル「東芝」ですが、
なんでこのタイトルか?おわかりの方いますね。
東芝さん「世界の原子力企業」目指していますね。
東芝さんは、以前から沸騰水型軽水炉が得意な会社でした。
(日本で、こっちのタイプの原発多いようです。)
ところがもう1つ加圧水型のタイプもありまして、
(世界ではこちらが主力のようです。)
そこで東芝さん世界的な加圧水型メーカー、米のウェスチングハウス・エレクトリックを、
親会社の英国核燃料会社(BNFL)から、他社との入札に勝つ54億ドル(約6400億円)で取得。2月6日に全株取得の契約行ったばかりですね。
この金額の多さも話題になっていました。


安全性に問題あると、それこそたくさんの命と引き換えになります。
東芝さん一企業の問題ではなくなってしまいます。
お金では済まない話ですが、賠償金とんでもない金額になることでしょう。
おそらく東芝と言う企業が存続できない危険性もはらんでいますね。
だから英国核燃料会社(BNFL)はウェスチングハウス・エレクトリックを手放したのだと思います。
その東芝さんが、こういう改ざんを行っているのが、明るみに出ているので、
よけいに大丈夫かいな?って思ったわけです。
もう一度書いちゃうけど。


原子力の平和利用=原子力の適切な運用=戦争の無い平和な世界


ですね。