イメージ戦略

supiritasu2006-04-19

昨日ビルー国内5社(キリン・アサヒ・サッポロ・サントリー・オリオン)の新聞広告見ました。
お酒は二十歳になってから見たいなやつです。
その広告は、
「本当は20歳前にビール飲んで欲しいんだろうけど、
そういう広告は出来ないよな。
会社的には、未成年の皆さんに法律守って欲しいです」
って事でしょうか?
4月なので、新入学・新社会人の季節って事もあるのでしょうね。
この次期は、歓迎会も花見も済んで、チョット手遅れって感じもしますが、
それも作戦?ってかんぐったりして。
ところで、オリオンビールはご存知ですか。
売ってる所あまり見かけませんが、沖縄が本社のメーカーです。
地ビールっぽいけど、地ビールのメーカーではありません。


ビールの広告見ていて、サラ金のCM思い出しました。
業界を挙げて「ご利用は計画的に」を訴えています。
よく考えてみれば、計画的な人はあまりサラ金に用は、無いはずですね。
銀行は日常の生活費の貸し出しはまずしないでしょうから、
当然友人・知人に借りれないと、サラ金以外頼る所なさそうです。
どんなにきれいなCM使っても、計画的でない人がメインユーザなのかもしれませんね。
サラ金のCMって、以前よく見た武富士があまり訴えることも無く、
ダンスを見せて、最期に「ご利用は計画的に」で終わるというパターンで異質な感じしましたが、
他社は、もっと優しいイメージかもし出していますね。
最近「お金よりも、あなたが大切」って歌っているCMもありますが、
ほんとに優しいですね。
犬の会社は、イメージと実際のギャップがすごかったようで最近ニュースになっています。


何処かのサラ金会社思い切ってこんなCMはどうでしょう。
まず恐い編
スーツ着た身だしなみのきちんとした顔つきも優しい人が、集金に来ます。
お金が払えないとわかると、
「われ、借りた金は、返さなあかんのじゃ、ボケ。返さんちゅうことは、泥棒と一緒やねんぞ、」
いきなり恐くなる。


恐くない編
いかにも恐い人が集金にきます。
しかし見かけだけで、本当はすごく優しい、
「私、こんな顔してるでしょ、顔ですごく損してるんですわ」
所がかなり頻繁に来る、
実は借金していたの喫茶店で、店に恐い顔の人がいつもいるので客が減って営業妨害になっていた。


どちらも、「弊社は違法な取立てはいたしません。ご利用は計画的に」
で終了。


センスないかな?
どっちにしても取立ての極端なやつを、流すわけです。
いくら優しいCM作っても、犬の会社のおかげで、
「やっぱりそうか」って、皆疑っているわけですから、
疑われているイメージでやっちゃう。
そういうことです。
「違法な取立てはいたしません」の一言は入れるの何処の会社も躊躇しそうですね。
世の中、実態を装って人を騙すような仕組み色々とありそうですね。