マスコミの視点

新聞の1面トップって新聞社の人が
「これで行こう」
って決めているわけですね。
大きなニュースだと各社同じ記事がトップになるのでしょうが、
大きなニュースがないと各社の個性が出ますね。
新聞何社も購読するの大変なので、
たまには図書館言って各社の1面比較するの良いかも知れません。
TVの場合新聞よりもっと横並びになりやすいようで、
昨日のTV欄見ていると、
高専の女学生が殺害されたニュース各局で取り上げています。
自分で感心のあるニュース検索していかないと、
マスコミの視点そのまま受け入れてしまう危険ありますね。
中国の反日感情の問題でも、
日の丸を裂いたり、燃やしたりしているシーン、センセーショナルなので、
どうしても報道されてしまいます。
そういうことに反感を感じている中国の人の取材はされていたのでしょうか?
私は見たおぼえが無いです。
中国全部が反日ってわけだとは思わないのですが?
どうなのでしょうね。
逆に中国側も、小泉さんの靖国参拝のシーンだけではなくて、
靖国参拝に反対している人たちの取材も是非行って欲しいですね。
多分こうした両面性をきちんと報道することで、
お互いの国民の反感が和らぐと思います。
今はマスコミがたきつけているような感覚しますね。


新聞・TVは速報性が命なので、どうしても腰をすえた連続の報道は難しいですね。
レバノンのニュースも減少気味です。
2006-08-20 に書いた安武塔馬さんからの、村上龍さんのメールマガジンへの寄稿によりますと。
「最近は戦争が終わったんだと実感が持てる状況になっている」ようです。
昨日の朝日朝刊、国際面要約すると、

イスラエルレバノン空と海の封鎖は続いていて、人道援助物資の搬入など限定的な出入りは認めるようになったが、イスラエルの許可なしで船舶や飛行機が動けば攻撃を受けるそうです。

このへん安武さんも
停電問題かなり改善さていて、イスラエル発電所の燃料タンカーの接岸を認めことと、シリアからの送電線の補修が済んだようだ、みたいに書いていました。
龍さんのメルマガ「許可無く転載することを禁じます」となっていて、
詳しくは書きにくいです。
安武さんのレバノンからの報告、新聞よりも内容に価値を認めてしまう私です。
色々な視点からの報道、
そういう意味では、
オーマイニュースhttp://www.ohmynews.co.jp/
別の視点を私たちに与えてくれるかもしれませんね。


2006-06-07 悪意の存在、で書いた今井紀明さん(イラクで人質になった方です)のブログ、
http://blog.livedoor.jp/noriaki_20045/
当事者が自ら書いていて良かったのですが、
朝日新聞で、このブログ取り上げたせいか、
ブログが荒に荒れて、今井さん6月4日以来更新辞めてしまいました。
この最後の記述に対してコメントが、
私がいま書いている今の段階で420もついています。
賛否両論ですが、否の書き方がかなりキツイの気になります。