東京都が学校での入学式や卒業式で、
日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう義務付けた事に対して、
違憲判決が出ました。
これ昨日TVで見て知ったのですが、
昨日の朝日・夕刊には記事出ていませんでした。
今日の朝日・朝刊の1面、この記事飾っていそうな気がします。
各新聞社の取り扱いも気になりますね。
小泉さんは談話で「法律以前の問題」というようなこと言っていました。
つまり「国旗・国歌を敬えなんておかしいんじゃないの〜」って感覚です。
多分裁判で争った人達も「国に対する愛は」お持ちだと思うのですよ私は。
(上記「」内の表現「愛国心」という単語の持つ響きを嫌ってこういう書き方にしました)
問題にしたのは、
「国旗や国歌に対して素直な気持ちで向かうことのできない気持ちを、強制して欲しくない」
ってことだと思います。
教育の現場では、生徒に、
「日本人の中には国旗・国歌に対して様々の思いの人たちがいるんだよ」
って言う事実を伝えることが大切だと思います。
オリンピックであがる旗や、流れる国歌は
私の場合、日の丸、君が代で良いのですが、
学校教育の場での日の丸・君が代、違和感あります。
今回の判決
という難波孝一裁判長の見解私も同感です。
この件に関する私の見解
2006-08-09 日の丸少年
http://d.hatena.ne.jp/supiritasu/20060809
に1度書いています。
朝起きて新聞見たら追記したいと思います。
予想通り朝日・朝刊この記事が1面トップを飾っていました。
朝日が「ほっとけないぜ」と思うような内容ですもんね。
教員へ慰謝料、都に命令
さらに37面(第3社会)
03年都教委通達(骨子)
38面(第2社会)
教職員の懲戒都が突出
00〜04年度、全体の64%
「法律以前の礼儀の問題」
小泉首相
各識者のコメント3件あってそれぞれの見出しは
強制、独立性揺るがす
極めて常識的で妥当
都教委に影響与えぬ
39面(社会)
君が代訴訟
原告教諭「夢のよう」
都教委はショック
「1%も予想せず」教育長が控訴方針
校長「教委には逆らえぬ」
通達背景に知事の影
そんなわけで、この記事今日の朝刊で、1番紙面を使っていました。
文部省の意図も反映した国旗国歌ですが、
今まで原告側の敗訴で終わっていて、
ここまでの判決が出るとは原告側にとっても予想以上だったようです。
難波孝一裁判長勇気と信念のある方だと思います。
しかし勇気が無いと、今回のような判決ができないような雰囲気が、
裁判所内にあったとしたら大問題ですね。
今までの判決からするとそういう空気が裁判所内にありそうな気がします。
裁判官だって公務員ですから。
今後難波孝一裁判長の出世への影響や、
考え方の違う方々からの妙な圧力が無い様に願います。
この判決を「良」と思った人は、
難波孝一裁判長への不当な行為が無い様、注意しなければなりませんね。
朝日新聞もしっかり頼みますよ。