大変不謹慎なのですが、
私「クーデター」とか「戒厳令」とか聞くとワクワクしてしまいます。
他にも「革命」とか、日本史用語になってしまいますが「一揆」って言葉にも同じような反応してしまいます。
ただこれらの「ワクワク単語」負のイメージの単語も連想させます。
たとえば私のイメージ「暴力」とか「流血」です。
こういう言葉どうしてもついて回りますが、
私には
「許せない」
そういう結論です。
今回のタイのクーデター軍部が行っているので、
「文民統制がタイではまだしっかりとできていない」
そういう事実を世界に向けて公表したことになってしまいますね。
しかしクーデターを「タクシン首相」が国連総会出席の時期を見計らって行っています。
余計な流血を軍部が避けたということですね。
タクシンさんタイにいるときに同じ事をすれば、
当然軍隊同士の戦いになるでしょうから、一般人も含めた流血や、インフラの破壊も考えられましたね。
昨日の朝刊で見た「タイでクーデター」のイメージと、
実際TVのニュース見た、兵士に花を送る人々の映像の差が私の中で大きかったです。
勿論クーデターを起した側が都合のいい映像を流している可能性はあるでしょうが、
日本の各マスコミもイラクと違ってそんなに危険な目にもあわずに取材できているようなので、
かなり平和なクーデターだったのかな?
って思います。
色々な情報を集めてみると、タクシンさんがこのまま首相を続けていた方が、
色々な方面からの不満が噴出して、
「もっと多くの犠牲が出ていたのかもしれない」
そんな感覚を持ちました。
ただできることであれば、軍が出動しない形での政変であれば良かったですね。
ただタクシンさんに権力の集中が見られて、
今の状態では辞めてもらう事難しかったようです。
タイの国王も今回のクーデターのメンバーが政府を担う事を容認されたようです。
タイの王室って第二次大戦前後のアジア各国の地図が歴史の教科書に載っていて、
その中で王室が国を治めていたのが日本とタイだけっだったのが私の印象に残っています。
歴史もあって、今のプミポン国王は国民の信頼を得ているようです。
タイは仏教国と言うこともあって、なんか親近感とか安心感日本人は持ってしまいますね。
タイ王朝について詳しく知りたい方こちら↓どうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/Category:%E3%82%BF%E3%82%A4%E7%8E%8B%E5%AE%A4
かなり量あるので現王朝だけでいいというかたこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%8E%8B%E6%9C%9D
外務省のタイのページです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/thailand/data.html
今回の政変に関する外務省の記述です。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/thailand/0609seihen.html
タイについての外務省の危険情報です。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=7
外務省のホームページって他国のことを知るにはお勧めです。
しかも情報が新しいです。(当たり前ですけどね)
時を同じくして日本でも首相の交代の元ができました。
(自民党総裁が代わっても、国会で投票が終わらないと首相にはなれないので元と記述しています)
軍も関係なく安全に首相の座の移譲行われることでしょう。
国会で自民党党首が首相になれないこともありましたね。
河野洋平さん首相未経験な自民党党首です。
1993年細川政権の時は国会で自民党以外の
日本新党、新生党、新党さきがけ、社会党、公明党、民社党、社民連、民改連(当時こんなに政党あったんですね)
がみんなで細川さんに投票して、細川首相誕生しました。
日本の場合軍部が出ないのはいいのですが、
競馬馬じゃないですけど、血筋が物を言う世界に政治がなっている所が欠点ですね。
今回の総裁選出馬のお三方全員政治家の家に生まれていますし、
与野党含めて、「家」から出ている感覚の議員さん増えています。
権力の世襲化は腐敗を招くと思うのですが。
どうにかならないものでしょうか?