ルソーの見た夢、ルソーに見る夢

supiritasu2006-10-26

昨日は世田谷美術館に、ルソーさん見に行ってきました。
今は、爆笑問題の太田さんでCMまでやっているダリ展人気のようですが、
ダリ展は何年か前に行っているので、
(それでも展示内容が違うと思うので、根っからのファンは行くでしょうね、
ですから私は根っからとはいえないかもしれませんが、ダリさんの世界好きです。
時計が液体のように描かれていたりね、皆さんも印象残ってるでしょ)


今回は、

世田谷美術館開館20周年記念
「ルソーの見た夢、ルソソーに見る夢」
アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち

ということで、バイクで一っ走りしました。
家から美術館まで高速使わないで50分でした。
土日行くと混むので、
絵ではなくて、
人を見に行くようになってしまうので、
こういう催しは、
仕事調整して平日行きます。
私の贅沢な時間の使い方です。
でも、お金は贅沢に使える訳ではないです。
お金も、時間も贅沢に使いたいですね。
でもそれはそれでつまらないかもしれませんね。
お金は使えるけど、時間が使えない、
っていうのが私にとっては最悪のような気がします。
美術館・開館10時で、10時半に入館したのですが、
思ったよりお客さんいました。
当然ながら、私と同世代の男性客はほとんどいません。


展示内容ですが、私の事前調査不足もあったのですが、
ルソーさんの作品数が少なかったです。
その代わり、私の知らなかった、
素朴派といわれる方たちの絵を見ることができました。
ボーシャン、ボンボワなど私は知りませんでした。


日本人画家たちの作品もいいものありました。
加山又造さんの「月と犀」はルソー+ピカソのイメージでした。
以前展覧会最終日に行って、入場間に合わなくて、
作品集だけ買ってきた、横尾忠則さんの、
ルソー作品のパロディーも展示されています。
日本の画家でルソーさんの影響受けている方たくさんいるようで、
「ルソーに似すぎ」という理由で展覧会で落とされている方もいたようです。


私とルソーさんとの出会いは、
上野の国立西洋美術館で見た、
今回のポスターにもなっている、
「熱帯風景、オレンジの森の猿たち」
です。
そんなに何色も使っているわけではないのですが、
色彩に圧倒されました。
この作品私の持っている、
アサヒグラク別冊美術特集
西洋編1  1987年10月  ルソーでは、
「処女林の猿」
というタイトルになっています。


この展示、世田谷美術館では12月10日までですが、
その後


2006年12月20日(木)〜2007年2月12日(月・振休)
愛知県美術館


2007年3月9日(金)〜5月6日(日)
島根県立美術館


でも見られるようです。


世田谷美術館交通不便です。
最寄り駅、東急田園都市線・用賀駅 ですが、
バス使わないと、徒歩17分です。
砧公園の駐車場は有料ですが、
東名高速の高架下の美術館来館者駐車場だと無料です。


帰りに、ルソー展・図録を自分のために購入しました。


昨日、1日遊んだわけではなくて、お昼も食べて1時30分には仕事してました。


#後述
今日朝日の夕刊にルソー展紹介されていました。
明日から、混むかもしれません。